講演情報
[シンポジウム4]用手洗浄(洗浄評価)
藤田 敏 (クリーンケミカル㈱技術開発部 研究開発課 第一開発グループ)
WDなど洗浄装置を適用できないRMDは多く,洗浄手順も様々であるため製品ファミリーも多い.また,形状や汚染の程度も様々であるため,マスター製品を選定するのはとても難しい.様々な病院を訪問するなかで用手洗浄のマスター製品について検討する機会を得たので,それら事例を紹介し,用手洗浄におけるマスター製品選定方法について皆さんと意見交換したい.洗浄評価における抽出法の普及には様々なハードルがあるが,抽出法以外の洗浄評価を実施することから始め,洗浄後のRMDの清浄度が維持されているか確認することが望ましい.よって,抽出法以外の洗浄評価方法について実施方法と注意点について解説する.