講演情報

[10]過酸化水素ガス滅菌(VHP)における稼働性能適格性確認を実施して

佐久間 由美子1, 下村 徹2, 森 正史3 (1.福島赤十字病院 中央材料室, 2.サクラ精機㈱仙台営業所, 3.鈴与㈱新メディカルサービス事業準備室)
【目的】 今回,過酸化水素ガス滅菌装置を導入したので,医療現場における滅菌保証のガイドライン2021 を参考に稼働性能適格性確認を実施したので報告する.
【方法】 製品ファミリーの分類と選定からマスター製品を定め,各々CI,BI,データロガーを使用して3回ずつ実施した.滅菌条件は通常使用するフレキシブルサイクル(フルサイクルおよびハーフサイクル)で実施.
【結果】 全てCI 合格,BI 陰性を確認,データロガーによる温度圧力分布も問題ない結果となった.
【考察と結論】 過酸化水素ガス滅菌のバリデーションを初めて実施してみて,装置内の温度が記録紙より細かく確認できた.また,温度よりも圧力数値が積載状態により変化することが判明した.現在は対象の滅菌物が限定されているが,今後はこのことを考慮して滅菌対象機器拡大と積載方法を構築して滅菌作業の効率化を図っていく.
今回は時間が足りなくできなかった最小積載量と最大積載量の試験を今後計画して実施する.