講演情報
[103]Access を用いた手術部機材管理システムの運用と効果
岩間 友弥, 小幡 大輔, 加藤 敏史, 多羽田 雅樹 (地域医療機能推進機構 札幌北辰病院 ME 部)
【はじめに】当院の手術室における医療機器・器材の修理対応は,従来依頼した看護師と依頼を受けた臨床工学技士間で個別におこなわれていた.そのため,臨床工学技士が日替わりで担当している状況下では,修理対応の引継ぎや看護師との進捗共有が困難であった.そこで今回,Accessを用いて手術部機材管理システムを構築し,医療機器・器材の不具合発生から修理完了までを一元管理する運用体制に整備したため,その概要について報告する.
【方法】医療機器・器材の名称,型番,製造番号などをシステムに登録し,そのデータを基にバーコードを作成した.修理依頼時には看護師がバーコードを読み取り,不具合内容,在庫数,使用頻度などを入力した.臨床工学技士は,対応内容,進捗状況,修理費用などを入力する運用とした.これにより,修理対応の可視化と情報共有の効率化を図った.なお,本システム稼働後3か月後に看護師・臨床工学技士を対象にアンケート調査をおこなった.
【結果】修理の進捗状況を容易に把握・共有可能であった.また,修理履歴の検索が可能となり,使用回数や頻度を把握することで,修理・更新の優先順位を判断するための有用な情報が得られた.加えて,修理依頼から完了までの時間短縮および修理漏れ防止にも寄与した.一方で全ての機器・機材の把握が困難であり,本システムに記載できない修理や,名称の統一ができずに看護師・臨床工学技士両者が困惑するといったケースも発生した.
【まとめ】医療機器・器材の不具合発生から修理完了までの情報共有が円滑におこなわれ,修理対応業務の効率化および標準化に寄与した.今後は機器・機材の登録方法や,名称の統一を検討し,看護師・臨床工学技士両者が活用しやすい運用体制を整えていきたい.
【方法】医療機器・器材の名称,型番,製造番号などをシステムに登録し,そのデータを基にバーコードを作成した.修理依頼時には看護師がバーコードを読み取り,不具合内容,在庫数,使用頻度などを入力した.臨床工学技士は,対応内容,進捗状況,修理費用などを入力する運用とした.これにより,修理対応の可視化と情報共有の効率化を図った.なお,本システム稼働後3か月後に看護師・臨床工学技士を対象にアンケート調査をおこなった.
【結果】修理の進捗状況を容易に把握・共有可能であった.また,修理履歴の検索が可能となり,使用回数や頻度を把握することで,修理・更新の優先順位を判断するための有用な情報が得られた.加えて,修理依頼から完了までの時間短縮および修理漏れ防止にも寄与した.一方で全ての機器・機材の把握が困難であり,本システムに記載できない修理や,名称の統一ができずに看護師・臨床工学技士両者が困惑するといったケースも発生した.
【まとめ】医療機器・器材の不具合発生から修理完了までの情報共有が円滑におこなわれ,修理対応業務の効率化および標準化に寄与した.今後は機器・機材の登録方法や,名称の統一を検討し,看護師・臨床工学技士両者が活用しやすい運用体制を整えていきたい.
