講演情報
[114]在宅酸素療法時における患者周囲火気警報システムの開発研究
山口 優磨1, 徳永 紗楽2, 渡邊 琢朗1,2,3 (1.広島工業大学大学院工学系研究科生命機能工学専攻, 2.広島工業大学生命学部生体医工学科, 3.広島工業大学工学部電子情報工学科臨床工学コース)
【目的】在宅酸素療法において,喫煙などの火気が誘因となる火災事故が報告されており,重篤な人的被害が生じている.このような医療事故を防止するためには,患者周囲に火気を接近させないことが重要である.本研究では,IoT デバイスと非接触温度センサ(以下センサ)を用いて火気を検出し,注意喚起するシステムの開発を目的とする.
【方法】システム構成は,IoT デバイス,センサ,PC(モニタ・記録)である.火気温度測定実験では,経鼻用酸素供給カニューレ(オキシマイザーコンサービングカニューレO-224)に固定用器具を用いてセンサ(測定範囲:4×4マス)を設置する.火気(ろうそくおよびライター)の温度測定をセンサから10・40・70cmの距離でおこない,測定した16 マスの最高値を抽出する(n=5).システム動作実験では,センサからの距離10・40・70cm の測定範囲内において火気の検出を検証する(n=5).また,IoT デバイスのディスプレイ画面に最高値の表示および正常時に正常表示・緑色背景,火気検出時に火気検出表示・赤色背景・アラーム発報を確認する.
【結果】火気温度測定実験(室温:20.6℃)では,ろうそくの10cm において最高値の平均が89.2℃,40cm が43.7℃,70cm が30.1℃となった.ライターでは,10cm において最高値の平均が88.7℃,40cm が30.8℃,70cm が25.4℃となった.閾値設定は,距離70cm(ろうそく)の最高値の平均温度値(30.1℃)とした.システム動作実験(室温:21.6℃)では,ろうそくの10・40・70cm において火気が検出できた.ライターでは,10・40cmのみ火気を検出した.また,IoT デバイスのディスプレイ画面に,最高値および正常表示・緑色背景,火気検出表示・赤色背景・アラーム発報を確認した.
【結論】本システムは,火気を患者周囲において客観的・定量的に検出し,注意喚起ができる.今後は,多様な火気においても検出できるようなシステムに改良する.
【方法】システム構成は,IoT デバイス,センサ,PC(モニタ・記録)である.火気温度測定実験では,経鼻用酸素供給カニューレ(オキシマイザーコンサービングカニューレO-224)に固定用器具を用いてセンサ(測定範囲:4×4マス)を設置する.火気(ろうそくおよびライター)の温度測定をセンサから10・40・70cmの距離でおこない,測定した16 マスの最高値を抽出する(n=5).システム動作実験では,センサからの距離10・40・70cm の測定範囲内において火気の検出を検証する(n=5).また,IoT デバイスのディスプレイ画面に最高値の表示および正常時に正常表示・緑色背景,火気検出時に火気検出表示・赤色背景・アラーム発報を確認する.
【結果】火気温度測定実験(室温:20.6℃)では,ろうそくの10cm において最高値の平均が89.2℃,40cm が43.7℃,70cm が30.1℃となった.ライターでは,10cm において最高値の平均が88.7℃,40cm が30.8℃,70cm が25.4℃となった.閾値設定は,距離70cm(ろうそく)の最高値の平均温度値(30.1℃)とした.システム動作実験(室温:21.6℃)では,ろうそくの10・40・70cm において火気が検出できた.ライターでは,10・40cmのみ火気を検出した.また,IoT デバイスのディスプレイ画面に,最高値および正常表示・緑色背景,火気検出表示・赤色背景・アラーム発報を確認した.
【結論】本システムは,火気を患者周囲において客観的・定量的に検出し,注意喚起ができる.今後は,多様な火気においても検出できるようなシステムに改良する.
