講演情報
[13]滅菌バッグヒートシール状態の蒸気滅菌前後における科学的な解析と実際的な評価
泉井 咲端, 井上 琢哉, 鈴木 昌樹, 大町 智之, 伏見 了 (ワタキューセイモア㈱メディカル営業本部 請負事業)
【背景と目的】RMD の包装材として滅菌バッグが多用されているが,シール状態を評価している施設は少ないと推察される.我々は医療現場における滅菌保証のガイドライン2021 のシール性確認法に基づき解析し実際的に有効と思われる方法を得たので報告する.
【材料と方法】材料は滅菌バッグHM-3004®(ホギメディカル社製),染料はインクテストプロEU®,ヒートシールチェッカーはデイリーシールチェックシート®,ヒートシーラーはhm950DC-VINanoPak®(ニチオン社製),強度測定器はPTT-50®(富士インパルス社製),AC はGSS67H®(ゲティンゲ社製)を使用した.
方法として1)外観確認;シール温度(℃)を150,195,210,シール速度(m/min)を5,9,13 とし30 名が滅菌前後に確認した(滅菌時に舌圧子と鉗子立てを挿入).2)染料透過性試験;上述条件で透過性を2名が確認した.3)シールチェッカー;同様にシール部の濃淡を30 名が確認した.4)シール強度測定試験;各条件で3枚のバッグを作製し幅15mm に裁断した試験片30 枚を測定した(抄録文字数の制約から損傷ローラーと着色フィルムに関する記載を省略した).
【結果】内側フィルムの融解が不十分な150℃の結果を示す.滅菌前;全速度の目視で30/30,速度5m/min の染料で2/2,チェッカで1/30 が適判定,強度で参照値(4.7N)以上が22/30 であった.滅菌後;速度5m/min の鉗子立ては目視で15/30 が適判定を示し,強度は全て参照値より低値であった.
【考察】シール状態の確認にシールチェッカーを含む目視では,個人差を再確認したが日常的に実施意義があり,染料は個人差解消に有用である.
強度は数値が得られ,詳細な確認が可能であった.また滅菌後にはシール部が脆弱となり,払出時にも状態確認をすべきと思われる.
【材料と方法】材料は滅菌バッグHM-3004®(ホギメディカル社製),染料はインクテストプロEU®,ヒートシールチェッカーはデイリーシールチェックシート®,ヒートシーラーはhm950DC-VINanoPak®(ニチオン社製),強度測定器はPTT-50®(富士インパルス社製),AC はGSS67H®(ゲティンゲ社製)を使用した.
方法として1)外観確認;シール温度(℃)を150,195,210,シール速度(m/min)を5,9,13 とし30 名が滅菌前後に確認した(滅菌時に舌圧子と鉗子立てを挿入).2)染料透過性試験;上述条件で透過性を2名が確認した.3)シールチェッカー;同様にシール部の濃淡を30 名が確認した.4)シール強度測定試験;各条件で3枚のバッグを作製し幅15mm に裁断した試験片30 枚を測定した(抄録文字数の制約から損傷ローラーと着色フィルムに関する記載を省略した).
【結果】内側フィルムの融解が不十分な150℃の結果を示す.滅菌前;全速度の目視で30/30,速度5m/min の染料で2/2,チェッカで1/30 が適判定,強度で参照値(4.7N)以上が22/30 であった.滅菌後;速度5m/min の鉗子立ては目視で15/30 が適判定を示し,強度は全て参照値より低値であった.
【考察】シール状態の確認にシールチェッカーを含む目視では,個人差を再確認したが日常的に実施意義があり,染料は個人差解消に有用である.
強度は数値が得られ,詳細な確認が可能であった.また滅菌後にはシール部が脆弱となり,払出時にも状態確認をすべきと思われる.
