講演情報
[2]コード生成AI を用いた医療器材トラブル管理ソフトウェア「MARUX」の開発
末吉 全和1, 本間 祐平1, 島田 真実1, 福士 明里1, 南谷 克明1, 黒澤 温2 (1.旭川医科大学病院 診療技術部 臨床工学技術部門, 2.旭川医科大学病院 手術部)
【背景・目的】医療器材は日進月歩であり,個人が全ての医療器材トラブルに対応するのは困難である.またトラブル対応は特性上,属人的であることも多い.しかしトラブル対応の標準化は安全な医療の提供に不可欠である.本研究ではトラブル対応の標準化を目指し,臨床工学技士が対応したトラブルを集積・参照が可能な医療器材トラブル管理ソフトウェア「MARUX」を開発した.
【方法】開発には仕様を入力し,プログラムコードを生成するArtificial Intelligence(以下AI)であるReplit Agent V3(Replit, 米国) を利用した.生成されたプログラムコードを用いてMARUX を開発した.
【結果】MARUX はWindows11 で動作するソフトウェアであり,トラブルの日時,内容,原因,解決策,対応者,画像を各欄に入力・登録し,登録されたトラブルを管理するものである.トラブル入力時,登録された過去の類似トラブルをリアルタイムで表示する機能が備わっている.トラブルはCSV ファイルに保存され,データベースとして運用可能である.また対応中のトラブルは一覧表示され,部署内で共有可能である.
【考察】Replit の利用により,プログラミングに不慣れでも開発可能であり,バグ修正や機能追加も迅速であった.MARUX の特徴として,入力時に過去の類似トラブルをリアルタイムで表示できるため,この表示を参考とすることで医療器材トラブル対応の標準化に寄与できると考えられる.データベースとしての側面から,集積したトラブルを分析し,トラブル予防策立案の一助とする運用も想定される.一方,こうした取り組みは登録されたトラブル内容に依存するため,集積されるトラブルの質と量の確保は今後の課題である.
【結論】医療器材トラブル管理ソフトウェアMARUXを開発した.コード生成AI は臨床現場でのソフトウェア開発に有用と考える.トラブルを集積したMARUX の活用が臨床工学技士のトラブル対応の標準化に寄与することを期待する.
【方法】開発には仕様を入力し,プログラムコードを生成するArtificial Intelligence(以下AI)であるReplit Agent V3(Replit, 米国) を利用した.生成されたプログラムコードを用いてMARUX を開発した.
【結果】MARUX はWindows11 で動作するソフトウェアであり,トラブルの日時,内容,原因,解決策,対応者,画像を各欄に入力・登録し,登録されたトラブルを管理するものである.トラブル入力時,登録された過去の類似トラブルをリアルタイムで表示する機能が備わっている.トラブルはCSV ファイルに保存され,データベースとして運用可能である.また対応中のトラブルは一覧表示され,部署内で共有可能である.
【考察】Replit の利用により,プログラミングに不慣れでも開発可能であり,バグ修正や機能追加も迅速であった.MARUX の特徴として,入力時に過去の類似トラブルをリアルタイムで表示できるため,この表示を参考とすることで医療器材トラブル対応の標準化に寄与できると考えられる.データベースとしての側面から,集積したトラブルを分析し,トラブル予防策立案の一助とする運用も想定される.一方,こうした取り組みは登録されたトラブル内容に依存するため,集積されるトラブルの質と量の確保は今後の課題である.
【結論】医療器材トラブル管理ソフトウェアMARUXを開発した.コード生成AI は臨床現場でのソフトウェア開発に有用と考える.トラブルを集積したMARUX の活用が臨床工学技士のトラブル対応の標準化に寄与することを期待する.
