講演情報
[26]ウォッシャーディスインフェクター用次世代型洗剤の開発研究
小山 元規, 杉崎 絵美, Shaimaa Ibarahim, 中村 八寿雄, 配島 由二 (三浦工業㈱次世代除染技術・開発評価センター)
【目的】ウォッシャー・ディスインフェクター(以下WD)で使用する洗剤は,洗浄液循環時の気泡発生に起因する送液エラーを回避するため,配合可能な界面活性剤量が大きく制限されている.そのため,現在上市されているWD 用洗剤は種々の工夫の下に処方されているが,基本的に使用目的以外の被洗浄物に適用できない.
本研究では,30℃付近に曇点を有する界面活性剤を主成分とし,分散剤等を配合することにより,強力な洗浄力と超低発泡性を両立したWDに適用できる界面活性剤主体の洗剤を開発した.
【方法】界面活性剤セドランFF-180,ポイズ530 を主成分とした産業用,医療用2種類の洗浄剤を調整した.産業用洗剤の洗浄力はSUS プレートに塗布したファンデーション,UV カットクリーム,ならびにTOSI を被洗浄物としてビーカ試験により評価した.医療用中性洗剤のWD適用時の洗浄力はgke 901/101,EVIT-SP,TOSI を用いて既存洗剤と比較検証した.
【成績】産業用セドラン系強アルカリ性洗剤は50℃/80℃下,同弱アルカリ性洗剤は50℃下の条件で試験に供した全ての被洗浄物を除去できた.
産業用セドラン系中性洗剤は化粧品の洗浄に有効であるが,TOSI は残存した.既存の医療用洗剤を使用した50℃下におけるWD 洗浄では洗剤特性に応じて洗浄インジケータの残存が認められた.一方,今回開発した医療用中性洗剤では全てのインジケータが消失した.
【結論】今回開発したWD 用新規洗剤は蛋白質のほか,脂質,鉱油,顔料等の粒子汚れも洗浄可能である.現在,医療分野への展開を目指し,主成分の生物学的安全性および洗浄後の残留性を評価し,毒性学的リスクアセスメントをおこなっている.
本研究では,30℃付近に曇点を有する界面活性剤を主成分とし,分散剤等を配合することにより,強力な洗浄力と超低発泡性を両立したWDに適用できる界面活性剤主体の洗剤を開発した.
【方法】界面活性剤セドランFF-180,ポイズ530 を主成分とした産業用,医療用2種類の洗浄剤を調整した.産業用洗剤の洗浄力はSUS プレートに塗布したファンデーション,UV カットクリーム,ならびにTOSI を被洗浄物としてビーカ試験により評価した.医療用中性洗剤のWD適用時の洗浄力はgke 901/101,EVIT-SP,TOSI を用いて既存洗剤と比較検証した.
【成績】産業用セドラン系強アルカリ性洗剤は50℃/80℃下,同弱アルカリ性洗剤は50℃下の条件で試験に供した全ての被洗浄物を除去できた.
産業用セドラン系中性洗剤は化粧品の洗浄に有効であるが,TOSI は残存した.既存の医療用洗剤を使用した50℃下におけるWD 洗浄では洗剤特性に応じて洗浄インジケータの残存が認められた.一方,今回開発した医療用中性洗剤では全てのインジケータが消失した.
【結論】今回開発したWD 用新規洗剤は蛋白質のほか,脂質,鉱油,顔料等の粒子汚れも洗浄可能である.現在,医療分野への展開を目指し,主成分の生物学的安全性および洗浄後の残留性を評価し,毒性学的リスクアセスメントをおこなっている.
