講演情報
[34]GS1 バーコードを用いた医療材料自主回収の効率的実施に関する検討
八瀬 文克, 村山 陸, 松村 悠希, 齋藤 竜一, 小島 健, 水野 友絵, 篠田 悟 (愛知県がんセンター 医療機器管理室)
【目的】今日,GS1 バーコードの表示が義務化されたが,医療機関においては,医療機器のGS1 バーコードは,活用が進んでいない状況である.現在は,主に医療機器や材料に表示されているGS1 バーコードを用いて,医療機器や材料の管理などがおこなわれている.今回は,GS1 バーコードに含まれるシリアル番号を用いて,自主回収を効率的に実施できないかを検討した.
【方法】当院で使用している医療材料のGS1 バーコードの読み取り登録をおこなうことで,手術医療材料を管理する表計算ソフトベースのアプリケーションの仕様を基に,現在の医療機器自主回収情報が発出された際の当院での自主回収手順を勘案し,検討した.現状の全ての作業を手作業でおこなう場合,アプリケーションで取得されたデータを用いる場合においては,自主回収情報が現状の電子化されたものの場合と,電子データとして提供された場合の2パターンで検討した.
【結果】現在実施している手順の場合,自主回収対象商品を把握してから,最終報告までの期間が最長1ヶ月程度かかっていることが分かった.一方で,GS1 バーコードを読み取ったデータを活用する場合で,自主回収情報が電子化された場合では7日程度,電子データとして提供された場合においては6日程度で処理できることが分かった.
【考察】GS1 バーコードを読み込むことで,商品コード,シリアル番号などを一度に取得することができる.これに使用日や患者氏名を紐づけることで自主回収となった場合にも,速やかに検証することができる.一方で,自主回収情報は電子化されているが,現状はページに情報が掲載されたものであり,データを活用しきれない.
これを電子データとすることで,検索など使いやすいものとなることが示唆された.
【結語】GS1 バーコードを用いた医療機器や材料管理だけではなく,GS1 バーコードに含まれるシリアル番号を用いることで,自主回収が発出された際に効率的に対象患者や商品を特定できる.
【方法】当院で使用している医療材料のGS1 バーコードの読み取り登録をおこなうことで,手術医療材料を管理する表計算ソフトベースのアプリケーションの仕様を基に,現在の医療機器自主回収情報が発出された際の当院での自主回収手順を勘案し,検討した.現状の全ての作業を手作業でおこなう場合,アプリケーションで取得されたデータを用いる場合においては,自主回収情報が現状の電子化されたものの場合と,電子データとして提供された場合の2パターンで検討した.
【結果】現在実施している手順の場合,自主回収対象商品を把握してから,最終報告までの期間が最長1ヶ月程度かかっていることが分かった.一方で,GS1 バーコードを読み取ったデータを活用する場合で,自主回収情報が電子化された場合では7日程度,電子データとして提供された場合においては6日程度で処理できることが分かった.
【考察】GS1 バーコードを読み込むことで,商品コード,シリアル番号などを一度に取得することができる.これに使用日や患者氏名を紐づけることで自主回収となった場合にも,速やかに検証することができる.一方で,自主回収情報は電子化されているが,現状はページに情報が掲載されたものであり,データを活用しきれない.
これを電子データとすることで,検索など使いやすいものとなることが示唆された.
【結語】GS1 バーコードを用いた医療機器や材料管理だけではなく,GS1 バーコードに含まれるシリアル番号を用いることで,自主回収が発出された際に効率的に対象患者や商品を特定できる.
