講演情報
[97]再生処理業務の効率化と品質向上への取り組みー滅菌委託とのパートナーシップ効果
田中 拓子, 石川 美和, 佐藤 崇 (高知医療センター)
【はじめに】滅菌保証のガイドライン2021,総合的管理の項には,「再生処理についての最終責任は委託元の医療施設のCSSD の責任者である」と記述されており,院内委託滅菌が再生処理をおこなうA 病院においても専従の滅菌供給部門(以下CSSD)職員が滅菌物の品質担保の役割を担うようになった.様々な背景のもと,業務の効率化や品質向上への課題は再生処理現場に常態化しており,施設が求める再生処理業務ニーズの実現に向けて取り組みが必要である.
今回,滅菌委託とのパートナーシップを図り,業務効率と品質向上に一定の効果が得られたので報告する.
【活動と効果】CSSD は,再生処理業務に関わる現場の業務改善や品質向上へ取り組みを続け,2024 年に病院機能評価更新受審で改善活動が認められ,S 評定を受けた.機能評価受審後も継続する課題や新たな課題に取り組んでいる.作業者の従来方法へのこだわりや作業効率,知識不足による不適切な再生処理の実態には介入を要した.
生産性にばらつきが生じる非標準的な作業の廃止,標準化,安全対策の実施,さらに作業環境の調整や正当な作業につながる教育に注力した.委託責任者の柔軟な対応姿勢のもと,協働で問題解決を図った.結果,新たに加わる業務の導入など,生産性や品質向上に効果が見られるようになった.
【考察】滅菌物を使う患者や医療者の安心,安全につながる再生処理業務の実現は,CSSD の責務であり,滅菌委託とのパートナーシップによる協働は,CSSD の健全な運営の要件となる.効率化を推進し,内製による対応能力確保は刻々と変わる再生処理業務ニーズをもつ高度急性期病院のCSSD 運営のあり方であると考える.今後も滅菌委託と良好なパートナーシップ関係をもって,再生処理業務の最適化に取り組みを続けていく.
今回,滅菌委託とのパートナーシップを図り,業務効率と品質向上に一定の効果が得られたので報告する.
【活動と効果】CSSD は,再生処理業務に関わる現場の業務改善や品質向上へ取り組みを続け,2024 年に病院機能評価更新受審で改善活動が認められ,S 評定を受けた.機能評価受審後も継続する課題や新たな課題に取り組んでいる.作業者の従来方法へのこだわりや作業効率,知識不足による不適切な再生処理の実態には介入を要した.
生産性にばらつきが生じる非標準的な作業の廃止,標準化,安全対策の実施,さらに作業環境の調整や正当な作業につながる教育に注力した.委託責任者の柔軟な対応姿勢のもと,協働で問題解決を図った.結果,新たに加わる業務の導入など,生産性や品質向上に効果が見られるようになった.
【考察】滅菌物を使う患者や医療者の安心,安全につながる再生処理業務の実現は,CSSD の責務であり,滅菌委託とのパートナーシップによる協働は,CSSD の健全な運営の要件となる.効率化を推進し,内製による対応能力確保は刻々と変わる再生処理業務ニーズをもつ高度急性期病院のCSSD 運営のあり方であると考える.今後も滅菌委託と良好なパートナーシップ関係をもって,再生処理業務の最適化に取り組みを続けていく.
