講演情報

[PL1-3]当院の内視鏡リプロセスの取り組み

藤江 舞 (千葉大学医学部附属病院 臨床工学センター)
当院では軟性内視鏡を一元管理し,耳鼻科・泌尿器科・婦人科・病棟・手術室・救急等を含めた全ての内視鏡に対し,統一マニュアルに基づく洗浄・消毒を実施している.マニュアルは国内外のガイドラインおよび製造元の取扱説明書を参考に作成し,年1回の更新をおこなっている.近年は洗浄用ブラシのディスポーザブル化に加え,ベッドサイド洗浄用の洗浄液・容器,搬送用コンテナ,浸漬洗浄容器についても症例ごとの交換を明記し,感染対策を強化した.一方で,夜間の人的体制,乾燥工程のばらつき,保管庫環境に課題があり,乾燥機能付き保管庫の導入や残留水試験,培養検査などを通じて質の向上に取り組んでいる.また今後の展望として,再生処理業務のライセンス化や自動化・省人化を推進し,持続可能で質の高い体制構築を目指している.今回は当院の課題を共有しながら内視鏡医療のさらなる安全性,質の向上を期待する.