講演情報
[PP2-1]最先端のニーズを形に
高橋 美和子 (国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構 量子医科学研究所 分子イメージング診断治療研究部 核医学診断・治療研究グループ)
核医学では,病変に集まる放射性プローブとPETといった大型イメージング装置により,病変を取らずして病気の局在や病態を評価できる.しかし,えられた情報を,外科手術中の高度な判断を要する場面でうまく活用できる方法がない.もっと治療手技の最先端に貢献できないか.強いニーズのなかで生まれたアイディアが「鉗子の先にPETを付けたら?」だった.PETという大型装置が鉗子に?と非現実的にも思える展開であるが,「鉗子型ミニPETの開発」として,外科医の手にPETを持たせたいという思いを込め,周りに助けられながら,現在,医療機器の一歩手前まで辿りついた.これまでのプロセスで重要であったと思われるポイントを紹介したい.
もう一つはQSTで開発された半球型頭部専用PET.実際に使ってみると,これまでの核医学診療では見たいのに見えなかった脳の深い部分まで可視化されつつあった.これを疾患解明に繋げ,普及させるための展望を提示し議論を深めたい.
もう一つはQSTで開発された半球型頭部専用PET.実際に使ってみると,これまでの核医学診療では見たいのに見えなかった脳の深い部分まで可視化されつつあった.これを疾患解明に繋げ,普及させるための展望を提示し議論を深めたい.
