講演情報
[T72]透析液ライン用塩素系洗浄剤の誤投入対策装置の検討
原田 陽滋 (クリーンケミカル㈱)
透析装置および透析液ラインを適切に維持管理するためには,透析による患者からの老廃物の洗浄,消毒,および透析液由来の炭酸カルシウムの除去が不可欠である.有機物の除去および消毒には,次亜塩素酸ナトリウム製剤が有効で,炭酸カルシムの除去には,酢酸や過酢酸などの酸性溶液が使用される.また,誤って次亜塩素酸ナトリウム製剤に酸性溶液が混合されると,有毒な塩素ガスが発生することから,極めて厳重な管理が求められる.昨今,透析施設において次亜塩素酸ナトリウム溶液と酸性溶液の混合による塩素ガス発生事故が発生し大きな問題として各所対策が検討されている.そこで,今回,洗浄剤メーカとして予防につながる方法,製品固有のバーコードをスキャンすることで,事前に登録した製品分類から補充タンク先を認識させ,適切なタンクへの補充をガイドすることで,混合防止につながる誤投入対策装置の検討をおこなったので,その詳細を紹介する
