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[10保-ポ-10]大学生における運動促進方策の効果見込みに関する調査仮想介入シナリオと動機づけの関連

*堀井 大輔1、金田 啓稔1、村木 有也1、伊藤 麻由美2 (1. 大阪電気通信大学、2. 帝塚山大学)
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【目的】大学生期は生活様式の自立とともに身体活動量が低下しやすい時期であり、健康教育を効果的に設計するためには、学生自身がどのような運動促進方策を効果的と見込むかという介入受容性を把握する必要がある。本研究は、大学生を対象に、複数の運動促進方策を仮想介入シナリオとして提示し、それらに対する効果見込みの自己評価と、身体活動量、運動動機づけ、運動セルフ・エフィカシーとの関連を検討した。【方法】オンラインでのアンケート調査に同意し、全項目に回答した大学生から244名(男性122名、女性122名)をランダムに抽出して分析対象とした。調査内容は、基本属性、IPAQ-SFによる身体活動量、日本語版SMSE-2による運動に対する動機づけ、運動セルフ・エフィカシー、5種類の仮想介入シナリオに対する効果見込みであった。【結果と考察】身体活動量はIPAQ分類でHigh105名(43.0%)、Moderate86名(35.2%)、Low53名(21.7%)であった。仮想介入の効果見込みは達成インセンティブ(M=4.41、SD=1.76)が最も高く、次いで仲間との進捗共有、自己モニタリング・フィードバック、学内短時間プログラム、通知・リマインドの順であり、5方策間に有意差を認めた(Friedmanχ²(4)=115.21、p<.001)。介入受容性を従属変数とする重回帰分析では、同一化的調整が最も安定した独立予測因子であった(標準化β=.30、p=.002、R²=.23)。以上より、大学生の運動介入受容性は同一化的調整によって予測されることが示され、達成インセンティブや仲間との進捗共有が学生にとって受け入れやすい支援である可能性が示唆された。一方で、単なる通知・リマインドの評価は相対的に低く、運動を自己成長や重要な活動として価値づける支援と組み合わせた介入設計の有用性が示唆された。

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