講演情報
[15政-口-04]北海道アウトドア資格制度の設置に関する一考察
*武田 丈太郎1、山田 亮1 (1. 北海道教育大学岩見沢校)
近年、我が国においては、アウトドアスポーツ・ツーリズムやアドベンチャーツーリズムの拡大に伴い、各地域や関係団体による様々な指導者資格が整備されてきた。北海道に注目すると、2002年に北海道庁によって「北海道アウトドア資格制度」が導入され、それらに関わる観光政策が積極的に推進されてきた。2024年度には訪日外国人来道者数が250万人を超えており、今後も自然環境を活かした観光の発展が期待される。その一方で、アウトドア活動時の事故やガイド・指導者の質が課題であり、安全・安心が担保された活動の提供、高度な技能・技術を有するガイド・指導者の育成が求められている。
そこで本研究では、北海道アウトドア資格制度に加えて、(公社)日本キャンプ協会による公認指導者資格、(独)国立青少年教育振興機構と(特非)自然体験活動推進協議会が認定する自然体験活動指導者(NEAL)、さらに地域主導型のガイド認定制度等を対象として、各々の資格制度の差異を検討し、北海道アウトドア資格制度の特徴を明らかにすることを目的とする。
北海道アウトドア資格制度は、1990年代後半以降のアウトドア観光の拡大、それに伴う事故の増加を背景にしており、安全管理と事故防止、ガイドの資質向上と質の担保、自然環境の保護を重視している点に特徴がみられる。また、北海道知事による認定資格であることから、単なる技能認定だけではなく観光政策を推進する制度の側面も有している。一方、キャンプ協会の指導者やNEALは、青少年教育や自然体験活動の推進を背景として成立しており、人格形成や集団活動を重視した教育的性格を有している。
これらの結果から、各々の資格制度の設置背景、規定内容、求められる指導者像を比較分析し、北海道アウトドア資格制度が有する安全性の確保、ガイドの質の保証、観光政策との結びつきといった制度的特徴について考察する。
そこで本研究では、北海道アウトドア資格制度に加えて、(公社)日本キャンプ協会による公認指導者資格、(独)国立青少年教育振興機構と(特非)自然体験活動推進協議会が認定する自然体験活動指導者(NEAL)、さらに地域主導型のガイド認定制度等を対象として、各々の資格制度の差異を検討し、北海道アウトドア資格制度の特徴を明らかにすることを目的とする。
北海道アウトドア資格制度は、1990年代後半以降のアウトドア観光の拡大、それに伴う事故の増加を背景にしており、安全管理と事故防止、ガイドの資質向上と質の担保、自然環境の保護を重視している点に特徴がみられる。また、北海道知事による認定資格であることから、単なる技能認定だけではなく観光政策を推進する制度の側面も有している。一方、キャンプ協会の指導者やNEALは、青少年教育や自然体験活動の推進を背景として成立しており、人格形成や集団活動を重視した教育的性格を有している。
これらの結果から、各々の資格制度の設置背景、規定内容、求められる指導者像を比較分析し、北海道アウトドア資格制度が有する安全性の確保、ガイドの質の保証、観光政策との結びつきといった制度的特徴について考察する。
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