講演情報

[健康福祉-B-05]総合型クラブにおけるインクルージョンに関する実態調査(経)クラブへのインタビュー

*賽 夫1、木村 和彦2、作野 誠一2 (1. 早稲田大学大学院、2. 早稲田大学)
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本研究は、総合型地域スポーツクラブ(以下、総合型クラブ)におけるインクルージョン(包摂)の実態を明らかにするとともに、インクルージョンを積極的に進めるクラブとそうではないクラブとの差異を生み出す要因を探索的に明らかにすることを目的とする。
近年、日本では人口減少・少子高齢化が進行する一方で、在住外国人は増加傾向にあり、地域社会の人口構成は多様化し、地域住民主体が運営する総合型クラブにも、多様な住民を包摂する役割が求められる。一方、クラブ運営においては、会員減少や収入減少、コロナ禍以降の経営停滞などの課題が深刻化している(JSPO,2020)。また、クラブ数の停滞・減少傾向や受益者負担への依存増加も指摘されている(スポーツ庁,2025)。多様な会員層への対応がクラブ存続において重要な課題となっている。
しかし、従来の総合型クラブ研究では、障がい者、高齢者、子どもなど特定属性に焦点を当てた研究が中心であり、これらを横断的に捉えるダイバーシティ&インクルージョン(D&I)の視点からクラブ運営を検討した研究はほとんどみられない。また、「障がい者スポーツ」「女性向け」「外国人参加」など、インクルージョンを積極的に進めるクラブとそうではないクラブとが存在するにもかかわらず、その差異を生み出す要因については十分に明らかにされていない。
そこで、本調査は、インクルージョンの実現に積極的なクラブと積極的とはいえないクラブそれぞれ3クラブを対象として、クラブ代表への非構造的インタビューを実施した。インクルージョンに関する経験、推進の阻害要因、今後の意識などについてインタビューを行い、総合型クラブにおけるインクルージョン推進の実態と、その差異を生み出す組織運営上の要因を明らかにする。結果の詳細については、発表当日に報告する。

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