講演情報
[競技スポーツ-A-23]ワールドカップ男子モーグル競技における会場別得点構成と戦術傾向の比較(コ)2022〜2025シーズンを対象として
*村田 優太郎1、竹田 唯史2、近藤 雄一郎3 (1. 北翔大学大学院、2. 北翔大学、3. 福井大学)
モーグル競技は、コブ斜面を滑走し、ターン点、エア点、タイム点の合計点を競う競技であり、各得点は大会会場のコース全長、斜度、気温、雪温などの影響を受ける。そこで、本研究は、フリースタイルスキー男子モーグルにおける会場特性に応じた得点と戦術を明らかにすることを目的とした。
研究方法として、2022/2023~2024/2025までの3シーズンにおいて、同一会場で継続開催されたフィンランド(大会1)・スウェーデン(大会2)・フランス(大会3)・カナダ(大会4)・アメリカ(大会5)・カザフスタン(大会6)の各試合決勝進出者16名を対象とした。分析項目はターン点、エア点、タイム点、総合得点、第一・第二エアのジャッジ得点平均、難度点および各エア点とした。各大会の中央値と四分位範囲を算出し、メディアン検定により大会間の差を検討した。
分析の結果、総合得点およびターン点には大会間で有意な差は認められなかった。ただし、ターン点の中央値は大会5が最も高かった。エア点では大会1が最も高く、大会2・3・4が中位、大会5・6が下位に位置した。タイム点では大会4が最も高く、大会2・6・5が中位、大会1・3が下位に位置した。
以上の結果から、大会1ではタイム点の向上及び第一・第二エアのジャッジ得点を高める戦術、大会2ではタイム点またはエア点のいずれかの水準を高める戦術、大会3ではターン点を高めることを中心に得点化する戦術、大会4ではタイム点とエア点の高さを維持しつつターン点の低下を抑える戦術、大会5では高いターン点を維持しながらエア点およびタイム点の低下を抑える戦術、大会6ではスピードを生かして高いタイム点を確保しながらエアのジャッジ得点を高める戦術が有効であることが示唆された。このように男子モーグル競技では、会場ごとの得点構成に応じた戦術をとることが重要であるといえた。
研究方法として、2022/2023~2024/2025までの3シーズンにおいて、同一会場で継続開催されたフィンランド(大会1)・スウェーデン(大会2)・フランス(大会3)・カナダ(大会4)・アメリカ(大会5)・カザフスタン(大会6)の各試合決勝進出者16名を対象とした。分析項目はターン点、エア点、タイム点、総合得点、第一・第二エアのジャッジ得点平均、難度点および各エア点とした。各大会の中央値と四分位範囲を算出し、メディアン検定により大会間の差を検討した。
分析の結果、総合得点およびターン点には大会間で有意な差は認められなかった。ただし、ターン点の中央値は大会5が最も高かった。エア点では大会1が最も高く、大会2・3・4が中位、大会5・6が下位に位置した。タイム点では大会4が最も高く、大会2・6・5が中位、大会1・3が下位に位置した。
以上の結果から、大会1ではタイム点の向上及び第一・第二エアのジャッジ得点を高める戦術、大会2ではタイム点またはエア点のいずれかの水準を高める戦術、大会3ではターン点を高めることを中心に得点化する戦術、大会4ではタイム点とエア点の高さを維持しつつターン点の低下を抑える戦術、大会5では高いターン点を維持しながらエア点およびタイム点の低下を抑える戦術、大会6ではスピードを生かして高いタイム点を確保しながらエアのジャッジ得点を高める戦術が有効であることが示唆された。このように男子モーグル競技では、会場ごとの得点構成に応じた戦術をとることが重要であるといえた。
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