講演情報

[12人-ポ-02]スポーツリズムトレーニングを通した身体的相互作用の可能性小学校・幼稚園での実践から

*藤田 実季1 (1. 東海大学)
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近年、スポーツリズムトレーニングは、リズムに合わせて身体を動かすことで運動能力や競技力向上を目的とした実践として注目されている。一方、リズムに合わせて他者と身体活動を共有する過程には、動作の同期、模倣、タイミングの共有など、身体を介した相互作用を促進する要素が含まれていると考えられる。しかし、スポーツリズムトレーニングが運動技能以外の側面、とりわけ他者との関わりやコミュニケーション形成に与える影響については十分に検討されていない。 本研究では、身体的相互作用を、言語的なやり取りだけではなく、視線共有、模倣、動作同期、タイミングの共有など身体を介した他者との関わりとして捉え、その可能性について検討することを目的とする。 対象は小学校および幼稚園に在籍する児童・幼児とし、授業や日常活動におけるウォーミングアップとしてスポーツリズムトレーニングを実施する。研究方法として、活動中の参与観察および教員への聞き取りを中心に行い、活動時の子ども同士の関わり方や行動変化について記録・分析する。具体的には、他者を見る行動、他者への働きかけ、模倣行動、動作の一致、笑顔や積極性などを観察対象とする。 スポーツリズムトレーニングは、身体の動きやリズムを共有しながら実施する特徴を有することから、他者との関係形成を促進する可能性があると考えられる。本研究を通して、スポーツリズムトレーニングを運動技能向上のみを目的とした実践として捉えるのではなく、身体を通した相互作用や関係形成につながる教育的実践としての可能性について検討する。

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