講演情報
[会員企画8-1]FESPICからアジアパラ競技大会へ共生社会に向けた理念の継承と今後の課題
*兒玉 友1 (1. 日本福祉大学)
<演者略歴>
兵庫教育大学大学院学校教育研究科修了。神戸市立市民福祉スポーツセンター支配人、文部科学省及びスポーツ庁障害者スポーツ振興室係長を経て現職。現在、日本パラスポーツ協会技術委員会推進部会委員、日本スポーツ協会地域スポーツクラブ育成委員会委員、愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会組織委員会理事等を務める。
兵庫教育大学大学院学校教育研究科修了。神戸市立市民福祉スポーツセンター支配人、文部科学省及びスポーツ庁障害者スポーツ振興室係長を経て現職。現在、日本パラスポーツ協会技術委員会推進部会委員、日本スポーツ協会地域スポーツクラブ育成委員会委員、愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会組織委員会理事等を務める。
1975年に創設された極東・南太平洋身体障害者スポーツ大会(FESPIC)は、障害のある人の社会参加と国際交流の促進を理念として発展してきた。2010年にはアジアパラ競技大会へと移行し、競技レベルの向上や大会規模の拡大など、アジア地域におけるパラスポーツの発展に一定の役割を果たしてきた。一方で、FESPIC発足時に掲げられた理念が地域社会にどのように継承され、実践されているのかについては、なお検討すべき課題が残されている。筆者は2006年に開催されたFESPIC大会に参加し、その後のアジアパラ競技大会の発展を現場で見てきた。本発表では、FESPICからアジアパラ競技大会への変遷を振り返りながら、発足時に掲げられた理念がどのように継承されてきたのか、また現在どのような課題が残されているのかについて考察する。特に、東京2020パラリンピック競技大会は、共生社会の実現や障害者スポーツへの理解の促進を掲げ、多様な施策やレガシー事業を展開した。競技力向上やアクセシビリティの改善、教育・啓発活動など一定の成果がみられた一方で、その成果を地域における継続的なスポーツ活動や社会参加の拡大へどのようにつなげていくかという課題も残されている。
アジアパラ競技大会の価値は、競技大会の成功だけでなく、その理念を地域社会へどう継承するかにある。本発表では、FESPICから受け継がれてきた理念を改めて問い直し、東京2020後の課題も踏まえながら、愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会に期待される役割について検討する。最後に話題提供として、筆者が携わっている名古屋市におけるユニバーサルスポーツの実践や地域スポーツクラブとの連携事例を紹介し、愛知・名古屋2026大会以降の障害者スポーツの発展と共生社会の実現に向けた課題と展望について議論したい。
アジアパラ競技大会の価値は、競技大会の成功だけでなく、その理念を地域社会へどう継承するかにある。本発表では、FESPICから受け継がれてきた理念を改めて問い直し、東京2020後の課題も踏まえながら、愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会に期待される役割について検討する。最後に話題提供として、筆者が携わっている名古屋市におけるユニバーサルスポーツの実践や地域スポーツクラブとの連携事例を紹介し、愛知・名古屋2026大会以降の障害者スポーツの発展と共生社会の実現に向けた課題と展望について議論したい。
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