講演情報

[会員企画8-2]アジア競技大会の現状、課題、可能性を探る

*工藤 保子1 (1. 大東文化大学)
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<演者略歴>
鹿屋体育大学大学院体育学研究科修了。笹川スポーツ財団の職員を経て現職。現在、日本スポーツ協会、日本財団ボランティアセンター、日本ワールドゲームズ協会、日本エアロビック連盟、身体教育医学研究所、東松山文化まちづくり公社、愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会組織委員会等の理事を務める。
アジア競技大会は、第二次世界大戦後のまだ間もない頃、戦禍によって引き裂かれたアジア諸国の絆を「スポーツ」を通じて取り戻し、アジアの恒久平和に寄与したいとの願いを込めて開催されるようになった。第1回大会は1951年にインドのニューデリーで開催され、日本を含む11か国が参加した。2022年には中国・杭州で45の国と地域が参加し、これまでで計19回開催され、2026年の愛知・名古屋大会で20回目を迎える。日本では、1958年に第3回大会が東京で、1994年に第12回大会が広島で開催されており、2026年の愛知・名古屋大会で3度目の国内開催となる。
 愛知・名古屋大会は5つのコンセプトに基づいて大会運営が進められている(1.アスリートセンタードの視点、2.既存施設の活用、3.先端技術の駆使、4.伝統と県民・市民性に触れるおもてなし、5.アジア競技大会の開催を誇りに、更なるスポーツ文化の普及へ貢献)。なお、愛知・名古屋での国際大会の開催には、社会が抱える課題や過去の国際イベントにおける成果と課題(愛・地球博や東京2020大会など)を受けての、愛知・名古屋大会に期待される役割があるはずである。これを機に、改めてアジア競技大会の理念、実施種目の採択と実際、ボランティアを含めた運営上の課題、経済・産業の発展、文化交流、地域活性化、ジェンダー、教育、オリンピック・パラリンピック競技大会との関係など、可能な限り検証を試みたい。

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