講演情報

[03心-ポ-27]大学生アスリートにおけるマインドフルネス特性の競技種目差FFMQ下位尺度に着目して

*松永 悠希1,2、菅生 貴之2、土屋 裕睦2 (1. 帝京大学、2. 大阪体育大学)
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近年、スポーツ場面においてマインドフルネス特性が注目されているが、競技別に下位因子を比較した研究は十分に行われていない。そこで本研究では、競技種目によるマインドフルネス特性下位因子の特徴を明らかにすることを目的とした。対象は、2022~2026年度に入学時調査を実施した大学生アスリート167名(チアリーディング81名、女子柔道30名、駅伝競走56名)とした。マインドフルネス特性の測定には、日本語版FFMQ(Sugiura, Sato, et al., 2012)を用いた。FFMQの下位因子には「観察」、「描写」、「反応しないこと」、「評価しないこと」、「意識した行動」がある。分析には一元配置分散分析を用い、等分散性が認められない場合はWelchの分散分析を実施した。多重比較にはHolm法またはGames-Howell法を用いた。競技種目間比較の結果、「観察」(F (2,164) = 5.747, p = .005)では、駅伝競走選手および女子柔道選手がチアリーディング選手より有意に高く、特に駅伝競走や柔道では、自己の身体感覚やコンディションの変化を継続的に把握することが求められ、こうした競技遂行の個人性が関連している可能性が考えられる。「描写」(F (2,164) = 3.164, p = .048)では、駅伝競走選手がチアリーディング選手より有意に高く、自己の状態や経験を把握する傾向が関連している可能性が考えられる。「意識した行動」(F (2,164) = 5.904, p = .003)は駅伝競走選手がチアリーディング選手より有意に低く、反復的な動作遂行や一定のリズムで遂行される競技特性が関連している可能性が考えられる。本研究の結果、競技種目によってマインドフルネス特性下位因子の特徴が異なる可能性が示された。

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