講演情報
[09コ-ポ-08]運動部活動の地域展開に関する研究外部スポーツ指導者のニーズに着目して
*末兼 明日香1、上田 毅2 (1. 広島大学 人間社会科学研究科 博士課程前期 教育科学専攻 教師教育デザイン学プログラム 健康スポーツ教育学領域、2. 広島大学 人間社会科学研究科)
学校の運動部活動は、スポーツに興味・関心を持つ生徒が自主的・自発的に参加し、体力や技術の向上のみならず、多様な資質・能力の育成に寄与する活動として長年実施されてきた。この教育的意義は国のガイドラインにおいても示されている。
しかし近年、少子高齢化や教員の長時間労働などの様々な社会的背景により、教育課題が複雑化・多様化しており、学校のみで従来の運動部活動を維持することが難しくなってきている。そこで、国は地域と連携した部活動の地域展開を行っており、大きな課題の一つとされているのが、指導者の安定的確保である。そこで本研究では、「指導者の卵」である教員養成系および体育系大学に在籍する学生に着目し、運動部活動の外部指導者としての活動意欲の実態と、指導に際して求める条件やニーズを明らかにすることを目的とした。
教員養成系および体育系大学4大学において、教員を通じて所属学生にアンケート調査への協力を依頼し、調査への同意が得られた学生346名を対象とした。アンケート内容について、外部スポーツ指導の実態、カテゴリー、希望条件の3つに分類し、分析した。
その結果、指導意欲はあるものの実際に指導経験がある学生は少なく、意欲と実践の間にギャップがあることが明らかになった。また、指導料に関して、記述式で回答を収集したところ、1000~2000円に回答が集中しており、外部スポーツ指導を専門職としてではなく、比較的負担の少ないアルバイト的・補助的な活動として捉えている可能性がある。さらに、報酬に加えて距離や時間などの現実的な条件も重視していることが明らかになった。加えて、指導意欲と研修制度の有無の関係について、有意な差が認められ、外部スポーツ指導に対する活動意欲と研修制度の存在が密接に関係している可能性が示唆された。
しかし近年、少子高齢化や教員の長時間労働などの様々な社会的背景により、教育課題が複雑化・多様化しており、学校のみで従来の運動部活動を維持することが難しくなってきている。そこで、国は地域と連携した部活動の地域展開を行っており、大きな課題の一つとされているのが、指導者の安定的確保である。そこで本研究では、「指導者の卵」である教員養成系および体育系大学に在籍する学生に着目し、運動部活動の外部指導者としての活動意欲の実態と、指導に際して求める条件やニーズを明らかにすることを目的とした。
教員養成系および体育系大学4大学において、教員を通じて所属学生にアンケート調査への協力を依頼し、調査への同意が得られた学生346名を対象とした。アンケート内容について、外部スポーツ指導の実態、カテゴリー、希望条件の3つに分類し、分析した。
その結果、指導意欲はあるものの実際に指導経験がある学生は少なく、意欲と実践の間にギャップがあることが明らかになった。また、指導料に関して、記述式で回答を収集したところ、1000~2000円に回答が集中しており、外部スポーツ指導を専門職としてではなく、比較的負担の少ないアルバイト的・補助的な活動として捉えている可能性がある。さらに、報酬に加えて距離や時間などの現実的な条件も重視していることが明らかになった。加えて、指導意欲と研修制度の有無の関係について、有意な差が認められ、外部スポーツ指導に対する活動意欲と研修制度の存在が密接に関係している可能性が示唆された。
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