講演情報
[09コ-ポ-36]トップアスリートに対するフィットネス評価支援の実施状況ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック・パラリンピック大会へ向けた4年間を振り返る記述研究
*大舘 栞1、沼津 直樹1、松林 武生1 (1. ハイパフォーマンススポーツセンター 国立スポーツ科学センター)
【背景】国立スポーツ科学センター(JISS)では、トップアスリートの国際競技力向上への支援としてフィットネスチェック(FC)を中央競技団体向けに実施している。FCはアスリートの体力評価やトレーニング進捗の把握に加え、過去FCにおける日本代表アスリート測定値との比較によるパフォーマンス予測や体力目標設定にも活用される。定期的、継続的なFC実施が重要であると考えられるが、各競技団体の実施実績については体系的な記述がなされていない。
【目的】北京2022大会後からミラノ・コルティナ2026大会に至るまでの4年間におけるFC実施実績を記述するとともに、これと競技成績の関係を補足的に確認することを目的とした。
【方法】対象はミラノ・コルティナ大会採用競技の日本代表競技団体とし、当該期間におけるFC実施実績(毎年1回以上の実施、実施なしの年あり、実施無し)で分類した。競技成績はメダル獲得率およびトップ8到達率(延べ入賞件数/延べ出場人数)を指標とした。分析は競技単位とし、同一選手の複数種目出場/入賞は重複して計上した。
【結果】FC実施の状況は競技間で大きく異なり、頻度や継続性にもばらつきがみられた。継続的にFCを実施していた群ではメダル獲得率・トップ8到達率が高い傾向が認められた。一方で、実施実績がない群にも高い成績を収めた例が一部存在した。
【考察】オリンピック・パラリンピックサイクルにおけるFC実施状況は競技間で多様であり、練習拠点の所在地、体力強化への注力度、JISS以外の測定施設の利用可能性などが影響していると考えられた。FC実施団体では多くの入賞があったものの、分析が競技単位であること、測定データの活用状況は把握できていないことから、成績との関係の解釈には慎重を要する。今後は、競技特性を踏まえたデータ活用方法、持続可能性の高いFC実施方法などについて、さらなる検討が求められる。
【目的】北京2022大会後からミラノ・コルティナ2026大会に至るまでの4年間におけるFC実施実績を記述するとともに、これと競技成績の関係を補足的に確認することを目的とした。
【方法】対象はミラノ・コルティナ大会採用競技の日本代表競技団体とし、当該期間におけるFC実施実績(毎年1回以上の実施、実施なしの年あり、実施無し)で分類した。競技成績はメダル獲得率およびトップ8到達率(延べ入賞件数/延べ出場人数)を指標とした。分析は競技単位とし、同一選手の複数種目出場/入賞は重複して計上した。
【結果】FC実施の状況は競技間で大きく異なり、頻度や継続性にもばらつきがみられた。継続的にFCを実施していた群ではメダル獲得率・トップ8到達率が高い傾向が認められた。一方で、実施実績がない群にも高い成績を収めた例が一部存在した。
【考察】オリンピック・パラリンピックサイクルにおけるFC実施状況は競技間で多様であり、練習拠点の所在地、体力強化への注力度、JISS以外の測定施設の利用可能性などが影響していると考えられた。FC実施団体では多くの入賞があったものの、分析が競技単位であること、測定データの活用状況は把握できていないことから、成績との関係の解釈には慎重を要する。今後は、競技特性を踏まえたデータ活用方法、持続可能性の高いFC実施方法などについて、さらなる検討が求められる。
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