講演情報
[09コ-ポ-40]7人制ラグビーの試合におけるレフリーの運動負荷と状況判断回数中年期における体力維持トレーニングの可能性
*髙津 浩彰1、加藤 貴英1、近藤 雅哉1 (1. 豊田工業高等専門学校)
<はじめに>7人制のラグビーは15人制と比べて、試合時間が短くプレーする人数が少ない競技である。多人数での複雑なセットプレー、コンテストプレーの回数が少なく、プレーの判断がしやすい。そのため運動時間が適度で多くの状況判断を必要とする健康維持トレーニングであり、50歳以降の中年期においても健康維持のためのトレーニングとして有効であると考える。<目的>本研究では、7人制ラグビーにおけるレフリーの運動負荷と状況判断回数について中年期のレフリーを対象に調査し、健康維持のための運動としての可能性を考察する。<方法>大学生7人制ラグビー大会のレフリーでデータ収集を行なった。被験者は、1名(58歳男性、レフリー歴30年)である。7分ハーフ3試合のレフリーを行った。運動負荷の測定のために心拍計とGPS計測器を用い、平均心拍数、移動距離、平均速度を記録した。また、試合をビデオカメラで撮影して試合時間を計測するとともに、状況判断回数として、レフリーの判断を必要とするプレー数について数的に処理した。数的処理したプレーは、キックオフ、スクラム、ラインアウト、キック、パス、コンテスト、トライ、ゴールキックなどである。<結果と考察>3試合の平均値について結果を報告する。試合時間は15.6分、移動距離は1.67kmであった。15人制に比べて時間は短く移動距離も2km以下であった。平均心拍数は145bpm程度で少し強度が高い運動負荷であった。平均速度は5.9km/hで早歩き程度の速度であった。状況判断回数は、キックオフ9回、スクラム3.7回、ラインアウト1.0回、PK/FK再開キック3.7回、コンテスト38回、パス61.7回、トライ8.7回、ゴールキック8.7回、合計134.3回であった。多くの判断を必要とする機会があることが確認された。
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