講演情報
[07発-ポ-05]能登半島地震被災地における小学校体育授業支援の試み
*津田 龍佑1 (1. 金沢医科大学)
2024年1月1日に発生した能登半島地震により、子ども達の運動環境は大きく変化した。校舎が被災したことによる通学手段の変化により、歩く機会は少なくなった。また、グラウンドのひび割れなどの影響により、体育授業は体育館で実施している。今回、支援対象とした小学校では、「走らせると疲れた」という子どもが増え、特に持久力の低下が問題視されていた。
そこで、能登半島地震被災地における体育授業支援の成果と課題について検証することを目的とした。対象は、地震の被害が甚大であった奥能登地域のM小学校5・6年生21名であった。2025年10月8日~21日まで週2回、計5回の授業を、校舎を間借りしているM中学校体育館で実施した。1時間の流れは、鬼ごっこ、ぎりぎり攻めるか攻めないか、ハンドパス3対1、ゲームとした。鬼ごっこはタッチ鬼をチーム対抗で行わせた。ぎりぎり攻めるか攻めないかは、チーム対抗で距離に応じてパック(TOEILIGHT社製、フットホッケー)を蹴ることを競わせた。ハンドパス3対1は、5m四方のエリアの中でディフェンスに奪われないようハンドパスでボールを10回回すこととした(molten社製、STS21)。ゲームは以下の条件で行わせた(20m×14m、4対4、3分×2セット)。持久力に対する効果をみるために、単元後にシャトルランを行わせ、1学期に測定した体力調査の結果と比較検討した。また、毎回の授業終了後に、形成的授業評価を実施した。
その結果、形成的授業評価は、2時間目以降、5段階評価の5を示した。シャトルランの成績は、全体では単元前後に有意差は認められなかったものの、5年女子では、年度当初は県平均を下回っていたが、結果的に県平均を大きく上回ることが明らかとなった。以上より、体力の向上は限定的であったが、子どもの体と心の回復に必要な運動の楽しさを味わわせることができたものと考えられる。
そこで、能登半島地震被災地における体育授業支援の成果と課題について検証することを目的とした。対象は、地震の被害が甚大であった奥能登地域のM小学校5・6年生21名であった。2025年10月8日~21日まで週2回、計5回の授業を、校舎を間借りしているM中学校体育館で実施した。1時間の流れは、鬼ごっこ、ぎりぎり攻めるか攻めないか、ハンドパス3対1、ゲームとした。鬼ごっこはタッチ鬼をチーム対抗で行わせた。ぎりぎり攻めるか攻めないかは、チーム対抗で距離に応じてパック(TOEILIGHT社製、フットホッケー)を蹴ることを競わせた。ハンドパス3対1は、5m四方のエリアの中でディフェンスに奪われないようハンドパスでボールを10回回すこととした(molten社製、STS21)。ゲームは以下の条件で行わせた(20m×14m、4対4、3分×2セット)。持久力に対する効果をみるために、単元後にシャトルランを行わせ、1学期に測定した体力調査の結果と比較検討した。また、毎回の授業終了後に、形成的授業評価を実施した。
その結果、形成的授業評価は、2時間目以降、5段階評価の5を示した。シャトルランの成績は、全体では単元前後に有意差は認められなかったものの、5年女子では、年度当初は県平均を下回っていたが、結果的に県平均を大きく上回ることが明らかとなった。以上より、体力の向上は限定的であったが、子どもの体と心の回復に必要な運動の楽しさを味わわせることができたものと考えられる。
コメント
コメントの閲覧・投稿にはログインが必要です。ログイン
