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[07発-ポ-07]低学年児童の下肢筋量および運動動作が跳能力に及ぼす影響

*古田 大也1、高橋 好波1、稲田 鎮1、尾中 智信1、中野 貴博1 (1. 中京大学)
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〔目的〕子どもの体力・運動能力は1981年以降、長期的に低下傾向である。中でも、走・跳・投能力は、一貫して低下が続いている。そこで本研究では、この内の跳能力に注目し、児童の下肢筋量および動作の質が立ち幅跳びと垂直跳びの記録に及ぼす影響度合いを検討することを第一の目的とした。加えて、跳動作に特化した運動実践を通じて、下肢筋量および動作の質の影響度合いに変化が見られるかを検討することを目的とした。
〔方法〕T市内の1~3年生児童21名を対象とし、全6回の運動教室を実施した。初回と最終回にInbodyによる下肢筋量測定、立ち幅跳び、垂直跳びの測定ならびに動作撮影を行った。動作の質の評価には、先行研究に基づき5段階の質的評価基準を構成し、下半身、上半身の動き、動きの連動性の評価を行った。評価は、専門家2名で行い、不一致の場合は新たな評価者に判断を仰いだ。分析手続きは、1)初回と最終回での測定値と下肢筋量および動作の質の相関分析、2)初回と最終回の測定値を目的変数、下肢筋量と3つの動作の質の評価値を説明変数とした重回帰分析であった。有意水準はいずれも5%とした。
〔結果・考察〕立ち幅跳びは、初回、最終回ともに、上半身の動き、下半身の動き、動きの連動性と有意な相関が見られた。垂直跳びでは、初回は、下半身の動き、下肢筋量、動きの連動性と、最終回では、下半身の動きと下肢筋量と有意な相関が得られた。重回帰分析の結果、立ち幅跳びでは、初回は、動きの連動性のみ有意な回帰係数が得られ、最終回では、加えて下半身の動きにおいても有意な回帰係数が得られた。垂直跳びでは、初回は、下半身の動きと動きの連動性で有意な回帰係数が得られたが、最終回では、下肢筋量のみで有意な回帰係数が得られた。以上より、いずれの動作においても下肢中心の動きが促進され、特に、垂直跳びでは筋力に頼った跳躍形態になっていたことが示唆された。

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