講演情報

[07発-ポ-21]半年間にわたる幼児の自由遊びにおける身体活動量の推移と遊び内容

*篠原 俊明1、長野 康平2、堀内 亮輔3 (1. 共栄大学、2. 比治山大学短期大学部、3. 東京女子体育短期大学)
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【背景】幼児の身体活動量は遊び内容と関連する可能性が報告され、幼児は季節や園行事などの要素を取り入れながら日々様々な遊びをしており、身体活動量は遊び内容の変化に伴って推移していることが予想できる。しかし、幼児の遊びの身体活動量について長期的な調査からその推移を捉え、どのような遊びがなされていたのかについて報告した研究はほとんどない。数カ月にわたる調査から幼児の身体活動量の推移と遊び内容を把握し、時期による身体活動量や遊び内容の特徴を明らかにすることは、身体活動量の確保に向けた重要な情報になる。【目的】本研究は、半年間の調査から幼児の自由遊びにおける身体活動量の推移と遊び内容を捉えることを目的とした。【方法】埼玉県の私立幼稚園の年中児クラス25名(男児14名、女児11名)を対象とした。2025年6月から11月にかけて計14回、園庭における20分間の自由遊びを撮影し、同時に3軸加速度計を用いて毎回の全幼児の身体活動量を測定した。また1回の調査につき5名から8名の幼児を対象に、幼児1名につき1名の撮影者が遊びを撮影し、全幼児を4回撮影した。堺(2024)を参考に筆頭発表者と幼稚園一種免許状取得を目指す学生1名が同時に映像を観察し、遊び内容を記録した。【結果】歩数は9月に最も高い値を示し、10月以降は低下する傾向を示した。季節性や園行事に関連する遊びが確認され、6月は年長児の縄跳び大会に感化された「縄跳び」が多く観察され身体活動量が高い傾向にあり、秋口は「落ち葉拾い」が多く観察され身体活動量は少ない傾向にあった。9月の暑さによる屋外制限が続いた後は「おいかけっこ」などが確認され身体活動量が高くなった。【結論】遊びは季節や園行事によって内容が変わり、それに応じて身体活動量も推移する。自由遊びのみならず保育時間内のトータルで身体活動量に考慮した手立てを年間通して検討していく必要がある。

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