講演情報

[07発-ポ-23]子どもが屋外活動またはスクリーンに向かう活動を好む理由小学5年生の自由記述文を用いた質的分析

*小栗 亜海1、湊谷 勇次1、津末 悠乃2、鹿野 晶子1、野井 真吾1 (1. 日本体育大学、2. 日本体育大学大学院博士前記課程)
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目的:学校現場では、子どものスクリーンタイムの増加やネット依存が問題視されている。一方、屋外活動は睡眠、視力、メンタルヘルス等に好影響を及ぼすとの先行研究もある。そのため、スクリーンタイムを減らし、屋外活動を増やすことが喫緊の実践課題といえる。ところが、どの程度の子どもが屋外、スクリーンに向かう活動(スクリーン活動)を好み、なぜそれを好むのかは不明な点が多い。そこで本研究では、子どもが屋外活動またはスクリーン活動を好む理由を探索することを目的とした。方法:対象は、東京都私立小学校7校に在籍する5年生であり、そのうち、同意が得られ、データに欠損のなかった134名(男子45名、女子89名)を分析対象とした。調査は2024年9〜12月に実施し、屋外活動またはスクリーン活動のどちらが好みか、およびその理由(自由記述)を尋ねた。分析では、KH Coder 3を用いて、好み別(屋外群、スクリーン群)に頻出語を確認するとともに、質的帰納的分析(コード化・カテゴリ化)を行った。結果:屋外群は86名(64.2%)、スクリーン群は48名(35.8%)であった。屋外群の頻出語は、好き、外、遊ぶ、体等、スクリーン群のそれは、好き、ゲーム、楽しい、できる等であった。質的帰納的分析の結果、屋外群では23個の小カテゴリ、6個の大カテゴリ(「屋外活動の魅力」、「人との関わり」、「身体活動の魅力」、「心身の快適感」、「健康・生活感覚」、「自然との関わり」)、スクリーン群では15個の小カテゴリ、5個の大カテゴリ(「スクリーン活動の魅力」、「オンラインでの関わり」、「没入感・安心感」、「情報・機能性」、「屋外・身体活動への否定感」)が生成された。

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