講演情報

[13ア-ポ-15]障害者スポーツ指導者の現状と課題スペシャルオリンピックスのコーチを対象として

*宮下 央汰1、渡邉 貴裕1、染谷 由希1、塩田 有規1、髙澤 祐治1 (1. 順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科)
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【目的】
近年、障害者スポーツの重要性が高まる一方で、指導者不足や活動継続の困難さが課題として指摘されている。しかし、知的障害者スポーツの普及・発展を担うスペシャルオリンピックス(Special Olympics、以下SO)のコーチの属性や活動実態について体系的に示した研究は少ない。そこで本研究では、SOのコーチを対象に、コーチ層の属性や活動実態を調査し、SOにおけるコーチの現状を明らかにすることを目的とした。
【方法】
対象は、SO日本に所属している各都道府県地区組織のコーチ資格を有する者および各都道府県地区組織に所属するコーチ資格未取得者(ボランティアコーチ)420名のうち、同意が得られた414名(男子246名、女子167名、どちらでもない1名)であった。Webアンケート調査を実施し、集計・分析を行った。調査項目は、基本属性(年齢・性別等)、所属地区組織での活動参加状況(所属地区、活動年数、活動頻度、活動役割等)とした。分析にはSPSSを用い、記述統計による単純集計を行い、対象者の属性および活動実態の把握をした。
【結果】年齢層では60歳代が139名(33.6%)と最も多く,次いで50歳代138名(33.3%),70歳以上69名(16.7%)であり,コーチ層の高年齢化傾向が示唆された。活動頻度は「月1~2回」が227名(54.8%),「週1回」が130名(31.4%)であり,86.2%が継続的に活動している実態が示された。活動年数の平均は142.2か月(約12年)であり,長期にわたり活動を継続しているコーチが多いことが明らかとなった。
【結論】
本研究により、SOコーチは60歳代を中心とした高年齢層が多く、月1~2回あるいは週1回の頻度で長期間にわたり継続して活動している実態が明らかとなった。これらの結果から、SOにおけるコーチ層の基本的属性および活動実態の特徴が整理された。

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