講演情報

[08測-口-07]生体電気インピーダンス(BIA)体組成計により測定された青年のPhase Angle(PhA)と生活習慣および体力との関係

*山田 孝禎1、山次 俊介1、近藤 雄一郎1、小林 雅昂2 (1. 福井大学、2. 福井大学大学院)
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BIA法によって得られるPhAは、細胞膜の抵抗を表した角度であり、細胞や細胞膜の栄養状態、運動習慣、疾患の有無等、生体の幅広い健康状態を反映するため、様々な分野での応用が期待されている。本研究の目的は、BIA体組成計により測定された青年のPhAと生活習慣および体力との関係を明らかにすることであった。青年男性42名(年齢18.5±0.6歳、身長171.6±5.3cm、体重63.2±9.2kg)および女性67名(年齢18.5±0.9歳、身長158.2±5.4cm、体重52.2±8.5kg)、計109名が、生活習慣アンケート(運動・スポーツ実施頻度および時間、睡眠時間および朝食の有無)へ回答した後、BIA体組成計(InBody770、InBody社)によるPhAの測定およびスポーツ庁・新体力テスト(握力、長座体前屈、立ち幅跳び、上体起こし、50m走、反復横跳び、持久走、ハンドボール投げ)に参加した。PhAと新体力テスト項目との関係をピアソンの積率相関係数により求めた。各生活習慣項目における反応カテゴリーごとに分類されたPhAの平均値差を二要因(性×生活習慣)ともに対応のない二要因分散分析により求めた。事後検定にはTukeyのHSD法を用いた。統計的仮説検定の有意水準は5%とした。男性の長座体前屈および持久走、および女性の長座体前屈を除く全ての体力テスト項目とPhAの関係は有意で中程度以上であった(|r|=0.30〜0.65)。1日の運動・スポーツ実施時間が1時間以上、2時間未満の男性のPhAは、30分未満のそれよりも有意に低かった。BIA体組成計によって測定された青年のPhAは、体力と中程度以上の有意な関係がある。一方、生活習慣との関係はそれほど高くないかもしれない。

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