講演情報

[05バ-口-03]等速性下肢筋力と走幅跳における踏切動作の縦断的変化

*村上 元太1、佐藤 公一郎1、兜森 将希1、醍醐 直幸3、山田 洋2、丹治 史弥2 (1. 東海大学 体育学研究科 、2. 東海大学 体育学部、3. 東海大学 スポーツプロモーションセンター)
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【緒言】 走幅跳の跳躍飛距離は、助走速度、踏切動作、空中姿勢、着地動作など複数の要因によって決定される。また、跳躍飛距離の大きい選手は膝関節伸展筋力に優れ、踏切時の膝関節伸展角度が大きいことが報告されている (志賀・尾縣, 2004)。そこで本研究は、膝関節屈曲伸展の等速性最大筋力と、踏切時の跳躍角度、踏切時膝関節屈曲角度変化量、助走速度との関係を明らかにし、跳躍飛距離に寄与する要因を検討することを目的とした。【方法】専門的にトレーニングをしている大学生及び実業団に所属する走幅跳選手10名を対象とした。等速性筋力測定装置 (Biodex System4) を用い、60、180、300 deg/sでの膝関節伸展・屈曲筋力を測定し、ピークトルク値及びピークトルク値を体重で除した値を計測した。走幅跳の跳躍動作解析では、助走を含む走幅跳の跳躍試技を3回実施し、ハイスピードカメラで跳躍動作を撮影し、動作解析ソフト (Frame-DIAS6) を用いて阿江モデル23関節点の座標データを取得し跳躍角度、踏切時膝関節屈曲角度変化量、助走速度を算出した。【結果】膝関節伸展筋力300deg/sのピークトルク値を体重で除した値および助走速度と跳躍飛距離との間には有意な正の相関関係が認められた (それぞれr=0.65および0.75; p<0.05)。一方、跳躍角度および踏切時膝関節屈曲角度変化量と跳躍飛距離との間には有意な相関関係が認められなかった (それぞれr=0.XXおよび0.YY; p>0.05)。【結論】これらの結果は、走幅跳における踏切局面において、短時間で大きな力発揮が求められることから速い速度での膝関節伸展筋力および助走速度が跳躍飛距離に大きく関与していることを示唆している。

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