講演情報
[学校保健体育-A-06]ボッチャに対する児童生徒の印象に関する研究(ア)小・中・高の比較検討から
*大山 祐太1 (1. 北海道教育大学)
目的:児童生徒のボッチャに対する印象を把握し、学校段階ごとの特徴を整理することから各段階に即した効果的な実践方法について検討すること。
方法:小学生 123 名、中学生 172 名、高校生 107 名の計 402 名を対象にボッチャ体験を含むアダプテッド・スポーツ授業を行い、授業後にボッチャに対する印象(16 項目 5 件法:1そう思う–3どちらでもない–5そう思わない)について質問紙調査を行った。「思う」を「2」、思わないを「–2」と換算し、Welch検定および多重比較(Games–Howell)で学校段階間の差異を確認した。また学校段階ごとに印象項目間の相関を確認(Spearman)し小・中・高それぞれの特性把握を試みた。
結果と考察:次のような結果が得られた。1)高校生よりも小・中学生の方が有意に「するの楽しい」「面白い」と思っており、「難しい」については小学生に比べ中・高生の方がそう思っていた。2)「挑戦しやすい」「運動が苦手でも楽しめる」「魅力的」の項目は高校–中学間に有意差があり、中学生の方が「そう思う」結果であった。3)「経験有無に関わらず楽しめる」「頭を使う」「安全」は学校段階間に有意差がなく等しく「そう思う」項目で、「体力が必要」は全学校段階で「そう思わない」項目であった。4)「協力を楽しめる」項目は、小学生においては「対格差関係なくできる」のみと正の相関が確認されたが、高校生では「体力必要」以外の全ての項目と正の相関が確認された。5)「魅力的」項目は小学生では「面白い」「格好いい」のみ、高校生においては全ての印象項目と正の相関関係にあった。ボッチャは学校段階問わず楽しめ、段階が上がるにつれボッチャのもつ包摂性・協働性等の特性が魅力として捉えられることが窺えた。特に体育・運動への好悪が顕在化する中学生にとっては体格・運動能力に依存しない取り組みやすさが好意的に受け取られていた。
方法:小学生 123 名、中学生 172 名、高校生 107 名の計 402 名を対象にボッチャ体験を含むアダプテッド・スポーツ授業を行い、授業後にボッチャに対する印象(16 項目 5 件法:1そう思う–3どちらでもない–5そう思わない)について質問紙調査を行った。「思う」を「2」、思わないを「–2」と換算し、Welch検定および多重比較(Games–Howell)で学校段階間の差異を確認した。また学校段階ごとに印象項目間の相関を確認(Spearman)し小・中・高それぞれの特性把握を試みた。
結果と考察:次のような結果が得られた。1)高校生よりも小・中学生の方が有意に「するの楽しい」「面白い」と思っており、「難しい」については小学生に比べ中・高生の方がそう思っていた。2)「挑戦しやすい」「運動が苦手でも楽しめる」「魅力的」の項目は高校–中学間に有意差があり、中学生の方が「そう思う」結果であった。3)「経験有無に関わらず楽しめる」「頭を使う」「安全」は学校段階間に有意差がなく等しく「そう思う」項目で、「体力が必要」は全学校段階で「そう思わない」項目であった。4)「協力を楽しめる」項目は、小学生においては「対格差関係なくできる」のみと正の相関が確認されたが、高校生では「体力必要」以外の全ての項目と正の相関が確認された。5)「魅力的」項目は小学生では「面白い」「格好いい」のみ、高校生においては全ての印象項目と正の相関関係にあった。ボッチャは学校段階問わず楽しめ、段階が上がるにつれボッチャのもつ包摂性・協働性等の特性が魅力として捉えられることが窺えた。特に体育・運動への好悪が顕在化する中学生にとっては体格・運動能力に依存しない取り組みやすさが好意的に受け取られていた。
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