セッション詳細

基調講演/スポーツを通じて誰もが自分らしく生きられる社会へ

2026年8月31日(月) 9:30 〜 10:20
札幌コンベンションセンター大ホールAB(1F)
総合司会:花井 篤子(北翔大学) 講師紹介:來田 享子(日本体育・スポーツ・健康学会第76回大会会長)
本講演では、近年の我が国のスポーツ政策における主要な制度改正とその政策的方向性について概観する。
 まず、令和7年6月に大幅改正されたスポーツ基本法では、ウェルビーイングの向上、スポーツによる地域振興、共生社会の実現等が基本理念として新たに明記され、人種・性別・年齢・障害の有無等にかかわらず、全ての国民がスポーツに親しむことのできる機会の確保等を図ることとされた。これを踏まえ、スポーツ庁では、令和9年度からの第4期スポーツ基本計画の策定に向け、スポーツの「楽しさ」で人や地域の可能性を引き出し、未来を切り拓くことをねらいとして、重点課題への取組を通じてその実現を図ることを目指し議論を進めている。
また、急激な少子化の進行を背景に、生徒が将来にわたり継続的にスポーツ・文化芸術活動に親しむ機会を確保・充実する観点から、令和8~13年度の6年間を部活動改革の改革実行期間と位置付け、地域のスポーツ・文化資源を最大限活用した「部活動の地域展開等」を推進している。令和7年12月に策定した「部活動改革及び地域クラブ活動の推進等に関する総合的なガイドライン」では、部活動改革の基本的な考え方や地域クラブ活動の質を担保するための認定制度等を示している。
 さらに、体育・保健体育の学習指導要領改訂に向けた検討や、「持続可能な国際競技力向上プラン」の改定、愛知・名古屋2026アジア・アジアパラ競技大会の成功に向けた施策等についても併せて紹介する。

[本部企画-KS]スポーツを通じて誰もが自分らしく生きられる社会へ

*河合 純一1 (1. スポーツ庁)
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