セッション詳細
【オンデマンドシンポジウム15】思春期を支える:ライフコースを通じた健康促進
座長:細澤麻里子(国立健康危機管理研究機構)
馬場 幸子(大阪母子医療センター)
馬場 幸子(大阪母子医療センター)
思春期は子どもから大人へと移行する、生物学的、心理社会的にも変化の著しい時期です。この時期の健康と健康行動は、成人以降の健康や社会適応、さらには次世代の健康基盤を形成する上でも極めて重要な時期と言えます。一方で、思春期世代を対象とした健康政策は、他の世代と比べて十分とは言えない現状があります。
この20 年間で、思春期世代の健康課題や健康行動が大きく変化しています。喫煙や飲酒をする若者は減少傾向にある一方、いじめや不登校は増加し、自殺やメンタルヘルスの問題を抱える若者が増えています。また予期せぬ妊娠や性感染症など、性と生殖に関する問題も深刻さを増しています。
日本では、2023 年のこども家庭庁発足により、妊婦や子ども(0-18 歳)への一貫した支援とプレコンセプションケアが推進され始めました。しかし、予期せぬ妊娠・性感染症対策、コンセプション(妊娠)に関連しない若者のメンタルヘルスや自殺予防に対する支援は十分とは言えません。
本シンポジウムでは「思春期を支える」をテーマに、4 人の演者が登壇し、プレコンセプションケアの推進をはじめとして、現代の思春期世代の健康課題に対して、どうアプローチすべきかを探ります。具体的には、1)予期せぬ妊娠とその支援、2)若者へのプレコンセプションケアの提供、3)若者の自殺・メンタルヘルス問題の予防、4)現場における思春期世代との関わり方について、現状や課題、実践例などをご共有いただきます。
医療・保健従事者が思春期世代とどう関わり、適切な支援を提供してゆけるのか、本シンポジウムでの議論を通して、ライフコースを通した健康促進と次世代育成に寄与する思春期の健康対策・支援の在り方を、皆さまと共に模索して参ります。
この20 年間で、思春期世代の健康課題や健康行動が大きく変化しています。喫煙や飲酒をする若者は減少傾向にある一方、いじめや不登校は増加し、自殺やメンタルヘルスの問題を抱える若者が増えています。また予期せぬ妊娠や性感染症など、性と生殖に関する問題も深刻さを増しています。
日本では、2023 年のこども家庭庁発足により、妊婦や子ども(0-18 歳)への一貫した支援とプレコンセプションケアが推進され始めました。しかし、予期せぬ妊娠・性感染症対策、コンセプション(妊娠)に関連しない若者のメンタルヘルスや自殺予防に対する支援は十分とは言えません。
本シンポジウムでは「思春期を支える」をテーマに、4 人の演者が登壇し、プレコンセプションケアの推進をはじめとして、現代の思春期世代の健康課題に対して、どうアプローチすべきかを探ります。具体的には、1)予期せぬ妊娠とその支援、2)若者へのプレコンセプションケアの提供、3)若者の自殺・メンタルヘルス問題の予防、4)現場における思春期世代との関わり方について、現状や課題、実践例などをご共有いただきます。
医療・保健従事者が思春期世代とどう関わり、適切な支援を提供してゆけるのか、本シンポジウムでの議論を通して、ライフコースを通した健康促進と次世代育成に寄与する思春期の健康対策・支援の在り方を、皆さまと共に模索して参ります。
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[オンデマンドシンポジウム15-1]思春期メンタルヘルスのエビデンスに基づく支援
*細澤 麻里子1 (1. 国立健康危機管理研究機構 国際医療協力局 グローバルヘルス政策研究センター)
[オンデマンドシンポジウム15-2]思春期の予期せぬ妊娠と支援体制
*馬場 幸子1 (1. 大阪母子医療センター)
[オンデマンドシンポジウム15-3]臨床から見える思春期の課題と実践的アプローチ
*小橋 孝介1 (1. 鴨川市立国保病院)
[オンデマンドシンポジウム15-4]若年層のプレコンセプションケア
*前田 恵理1 (1. 北海道大学大学院医学研究院公衆衛生学教室)
