ご挨拶
第23回国立病院看護研究学会学術集会開催にあたって
「心をふるわす看護-VUCAの時代に、変わるもの・変わらないもの-」

第23回国立病院看護研究学会学術集会
学術集会長 堤 令子 (独立行政法人国立病院機構熊本医療センター)
このたび第23回国立病院看護研究学会学術集会長を拝命いたしました。
第23回学術集会は、2025年12月20日(土)に熊本城ホールにて開催いたします。熊本での開催は、熊本震災の年に開催された第14回以来9年ぶりとなります。震災復興に向けた確かな歩みと、活気にあふれる熊本を体感していただきたく、現地開催での学会を準備しております。
今回の学術集会のテーマは、「心をふるわす看護―VUCAの時代に、変わるもの・変わらないもの」といたしました。VUCAとは、変動性、不確実性、複雑性、曖昧性の頭文字であり、予測困難で複雑な状況のことです。医療や看護の世界も、超高齢化社会や生産者人口の減少という確実にやってくる未来にそなえ、効率化や働き方の変化を求められています。
このような時代に生きる私たちだからこそ、ひとりひとりの看護職者があらためて自己の「心をふるわす」看護の体験をみつめなおし、未来に向けたビジョンを描く必要があると考えました。本学術集会を通じ、変わるもの、変わらないものを見据え、これからの看護について考える場にしたいと考えました。
2025年12月20日、熊本の地で皆様をお迎えいたします。
ぜひ、足をお運びいただき、ともに看護を熱く語っていただくようお願い申し上げます。
令和7年(2025年)4月吉日
第23回国立病院看護研究学会学術集会
学術集会長 堤 令子
(独立行政法人国立病院機構熊本医療センター 看護部長)