セッション詳細

[1AS-15]【J】代謝と細胞機能のバランス:老化から疾患への生物の垣根を超えた視点

2024年11月27日(水) 9:00 〜 11:15
第15会場(マリンメッセ福岡B館 2F 会議室1-2)
オーガナイザー:宮戸 健二(国立成育医療研究センター)、林 良樹(九州大学)
あらゆる生物は、代謝によって生命機能が調節されている。代謝機能の低下は、細胞から個体レベルでの老化を加速させ、様々な疾患発症の原因となる。一方、生物は共生細菌と共存関係にあり、時として細菌代謝産物は宿主の生体機能に必須な役割を果たす。本シンポジウムでは、物質代謝が生命機能の維持に与える影響を、生殖、組織の発生や維持、老化、疾患発症の分子メカニズムから探り、共生細菌が宿主の代謝に与える影響についても議論する。さらに、動物・植物といった生物種の垣根を超えた物質代謝の重要性について最新の知見を報告する。

Introduction

[1AS-15-01]ショウジョウバエ生殖系列研究から見えてみた代謝による生殖発生制御とその保存性の可能性について

○林 良樹1、佐藤 伴2、影山 りお3、宮戸 健二4、齋藤 大介1、小林 悟3、河野 菜摘子2 (1. 九州大学、2. 明治大学、3. 筑波大学、4. 成育医療研究センター)
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[1AS-15-02(1P-060)]糖代謝系と染色体複製開始との共役におけるDNA屈曲因子IHFの結合制御の重要性

○吉田 瑞希1、里村 龍音1、加生 和寿1、片山 勉1 (1. 九大・院薬・分子生物)
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[1AS-15-03(2P-376)]軟体動物細胞における植物オルガネラ葉緑体の再利用による代謝と細胞機能の制御

○濱島 亨多1、西田 和記2、原 菜月1、斉藤 寿仁1,3 (1. 熊本大・院・自然科学・生物科学、2. かごしま水族館、3. 熊本大・院・先端科学)
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[1AS-15-04]プラナリア有性化におけるアミノ酸代謝の役割

○前澤 孝信1 (1. 津山高専・総合理工・先進科学)
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[1AS-15-05]共生微生物によるアミノ酸キラル変換と宿主エネルギー代謝

○笹部 潤平1,2 (1. 慶應義塾大学・医学部・内科学、2. 慶應義塾大学・WPI-Bio2Q)
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[1AS-15-06]ヒト生殖器官の共生細菌叢由来代謝産物の生殖現象における役割の解析

○山田 満稔1 (1. 慶應義塾大学)
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[1AS-15-07]新生児期に特有な卵胞活性化から成長のメカニズム

○堀池 咲重1,2 (1. 東京農業大学、2. 国立成育医療研究センター)
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[1AS-15-08]アルコール代謝関連遺伝子の一塩基多型は食行動・腸内細菌叢・健康に関連する

○五十嵐 麻希1,2,3、野川 駿4、川舩 かおる4、福井 由宇子2、高田 修治5、煙山 紀子6、古川 恭平7、賈 慧娟8、齋藤 憲司4、加藤 久典9 (1. 女子栄大学・栄養科学研、2. 国立成育医療研究セ・研・分子内分泌、3. 国立がん研セ・がん対策研・疫学、4. 株式会社ジーンクエスト、5. 国立成育医療研究セ・研・システム発生・再生医学、6. 東農大・応生・食品安全健康学、7. 名大・院生命・農 、8. 東大・食の安全研究セ、9. 女子栄大・栄養生化学)
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Conclusion