セッション詳細

[2PS-05]【J】神経変性疾患の発症機構とRNA結合タンパク質‐神経難病の分子病理学的な解析と治療法へのアプローチ

2024年11月28日(木) 16:45 〜 19:00
第5会場(福岡国際会議場 4F 409+410)
オーガナイザー:黒川 理樹(埼玉医科大学)、片平 正人(京都大学)
最近、神経細胞内でのRNA結合タンパク質(RBP)の沈殿形成により惹起されるALSなどの神経変性疾患が注目されている。この沈殿形成にはRBPの相分離が介在することから、これを抑制するRNAが核酸医薬のシードとして期待される。実際には、ALSは複雑な病態を示し臨床的な視点からの研究が不可欠である。今回、基礎と臨床の両面からこの難病に取組む研究者が参集し、未知の発症機構など新たな方向性の提示も期待される。

Introduction

[2PS-05-01]RNA結合によるアロステリック効果と相分離・沈殿形成の抑制機構を解析する

○黒川 理樹1 (1. 埼玉医科大学・医学部ゲノム基礎医学)
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[2PS-05-02]ALS/FTLD病態におけるRNA結合タンパク質の機能異常とそれに立脚した治療法開発戦略

○石垣 診祐1 (1. 滋賀医科大学)
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[2PS-05-03]TARDBP遺伝子のエキシトロンスプライシングを標的にした筋萎縮性側索硬化症の治療戦略

○須貝 章弘1 (1. 新潟大学・脳神経内科)
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[2PS-05-04]ALS/FTD病態におけるTDP-43核内機能喪失とUNC13Aのスプライシング制御

○三橋 (小池) 佑佳1 (1. 新大・脳研・分子神経)
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[2PS-05-05(2P-159)]ALS責任タンパク質-RNA間相互作用に関わる金属イオンの同位体効果

○石黒 亮1、阪間 稔2、佐瀬 卓也3、川口 真輝2、片山 圭一4、中山 宜昭4 (1. 法政大・マイクロナノ、2. 徳島大・医、3. 核融合研、4. 和歌山県立医大・医)
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[2PS-05-06(2P-357)]ヒト非膜構造体の体系的同定から神経変性疾患の理解へ

○小林 慎1、河村 義史2、福田 枝里子1、杉田 奈巳3、五島 直樹4、足達 俊吾5 (1. 産業技術総合研究所、2. 一般財団法人福島医大トランスレーショナルリサーチ機構、3. 一般社団法人バイオ産業情報化コンソーシアム、4. 武蔵野大学、5. 国立研究開発法人がん研究センター研究所 プロテオーム解析部門)
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[2PS-05-07(2P-192)]NOP56 GGCCUGリピートにおけるリピート関連非AUG(RAN)翻訳の分子機構解析

○蓮見 眞由香1、伊藤 隼人1、町田 幸大2、丹羽 達也1,3、田港 朝也4、永井 義隆4、今高 寛晃2、田口 英樹1,3 (1. Science Tokyo・生命理工、2. 兵庫県立大・院工、3. Science Tokyo・研究院、4. 近大・医)
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[2PS-05-08]リソソーム輸送の破綻と神経変性疾患

○笹澤 有紀子1,2、斉木 臣二2,3、服部 信孝2 (1. 順天堂大・医・老研センター、2. 順天堂大・医・神経学、3. 筑波大・医・神経内科学)
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[2PS-05-09]神経変性疾患に関わる核酸の周辺環境に依存した構造解析とその制御

○建石 寿枝1,2、杉本 直己2 (1. 甲南大・フロンティアサイエンス研究科(FIRST)、2. 甲南大・先端生命工学研究所(FIBER))
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[2PS-05-10]核酸アプタマーと神経変性疾患の原因タンパク質の相互作用様式と不活化機構

○片平 正人1 (1. 京大・エネルギー理工学研究所)
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Conclusion