講演情報
[2302]X線-AIによる不燃ごみに紛れたリチウムイオン電池の検出システム
○上田 高生1、角﨑 青周2、的崎 克規2、Kim Wonjik1、野里 博和1、河村 洋佑2、巽 圭司2、林 直人1 (1. 産業技術総合研究所、2. 株式会社タクマ)
司会: 安田幸司(京都大学)
キーワード:
X線、AI、リチウムイオン電池
全国の廃棄物処理施設で、廃棄物に紛れたリチウムイオン電池(LIB)に起因する火災が問題となっている。廃棄物の種類別では、約7割の火災が不燃ごみから発生している。現状は、廃棄物処理施設の作業員が目視でLIBを見つけて除去していることが多いが、手間と時間がかかる。このような背景から、透過X線撮影とAI(深層学習)を組み合わせて、不燃ごみに紛れたLIBを検出するシステムを開発した。本開発にあたり、AI開発のボトルネックになりかねない教師データ作成を容易にするため、構築済みのLIBのX線画像データベースと現場での不燃ごみのX線画像を組み合わせて、バーチャルの教師データを作成する手法を採用した。開発したシステムを廃棄物処理施設に設置して実証実験を行い、実際の不燃ごみからLIBを検出できることを確認した。
