講演情報

[3305]褐炭層に注入された溶存二酸化炭素のバイオメタン化速度の評価

○玉村 修司1、村上 拓馬1、猪股 英紀1、佐藤 聖1、塩田 悠介1、三上 一成2、青山 秀夫2、富山 眞吾3、五十嵐 敏文1 (1. 公益財団法人北海道科学技術総合振興センター、2. UBE三菱セメント株式会社、3. 北海道大学大学院工学研究院)
司会: 濱中晃弘(九州大学)

キーワード:

メタン、二酸化炭素、石炭、褐炭、微生物

炭層中のメタン生成アーキア(メタン菌)によるメタン生成を人為的に促進し、炭層メタンの生産量を増加させる試み(MECBM:Microbially Enhanced Coalbed Methane)が近年注目されている。幌延地圏環境研究所では、注入二酸化炭素の褐炭層内におけるバイオメタン化の可能性に着目し、13Cおよび14Cで同位体標識した二酸化炭素の注入試験を2021年より実施してきた。その結果、複数回の注入試験において、注入二酸化炭素のバイオメタン化を示唆する結果が得られている。本発表では、これらの進捗状況を報告するとともに、孔井水中の13CH4および14CH4濃度の経時変化に基づき、注入した二酸化炭素のバイオメタン化速度を推定した結果について報告する。