セッション詳細

[S15]蛋白質化学の「使える」最先端ツール

2021年3月28日(日) 9:30 〜 11:30
[D会場] 講演会場D オンライン
オーガナイザー:樋野 展正(阪大院薬)、梅原 崇史(理研)
薬学領域において、蛋白質はほぼ全ての医薬品の生体内標的分子であると同時に、それ自身が医薬品となりうる特徴がある。近年、蛋白質化学研究のための様々な技術が盛んに開発されており、アフィニティープローブによる薬物標的蛋白質の同定や生体直交修飾法による蛋白質への精密な機能付加などが可能になった。これらの技術は、専門分野外の多くの研究者が「使える技術」であってこそ、そのポテンシャルを最大限に発揮する。本シンポジウムでは、蛋白質を標的とする化学および生化学を専門とする研究者が、光親和性プローブや創薬標的探索分子、非天然型アミノ酸の蛋白質への部位特異的導入系などの最先端ツールについて、実際にどんなアプリケーションが可能になったのかの事例を交えて紹介する。蛋白質化学の研究者と多様なバックグラウンドを持つ薬学研究者との議論を通じて、新たな学際的研究を促進する契機を提供する。

シンポジウム趣旨説明:樋野 展正(阪大院薬)

[S15-1]細胞内光クロスリンク法のがん関連タンパク質間相互作用解析への応用

○樋野 展正1 (1. 阪大院薬)

[S15-2]多機能集積型光クロスリンカーによるラベル部位解析の効率化

○友廣 岳則1 (1. 富大薬)

[S15-3]遺伝暗号改変が拓くタンパク質工学

○坂本 健作1 (1. 理研)

[S15-4]膜タンパク質の分子機構解析への非天然蛍光アミノ酸の活用

○川鍋 陽1、坂田 宗平3、岡村 康司2 (1. 香川大医、2. 阪大院医、3. 大阪医大医)

[S15-5]バイオ医薬品の創薬ターゲットの探索に向けた人工ビオチン誘導体タグの応用

○鎌田 春彦1,2,3 (1. 医薬健栄研、2. 京大院薬、3. 阪大院薬)

[S15-6]組合せ化学修飾情報のゲノム規模マッピング

○梅原 崇史1 (1. 理研)

総括:梅原 崇史(理研)