講演情報
[P-147-C]若手社員の研修受講における実態調査と研修内容についての検討
○清水 正浩1, 大野 遊2, 内山 隼3, 横井 雄一4, 西田 有希5, 笠谷 周平6, 池田 有那6, 村本 泰樹7, 桜田 尚季8, 谷山 遼太9, 奥 雅裕10, 岩倉 祥太10, 野間 友一郎10, 井野 千枝子10, 大倉 康11 (1.(株)なの花北海道 なの花薬局 江別元町店, 2.北11条店, 3.長橋店, 4.札幌月寒東1条店, 5.札幌南1条店, 6.千歳店, 7.新札幌店, 8.美しが丘店, 9.手稲駅前店, 10.道央エリア事業部, 11.なの花北海道本部)
【目的】薬剤師には研修受講等で常に自己研鑽に励むことが求められており、経験年数の浅いうちから各種研修を受講して知識の幅を広げる必要がある。また、以前社内で実施した薬局長が若手職員に受講して欲しい研修内容の調査では、リスクマネジメントが最も高く、次いでコミュニケーションスキル、接遇という結果であった。本調査は、若手職員が求める研修の形態や内容、薬局長から求められている研修内容との差異を明らかにし、今後の社内研修の質的向上を目的とする。
【方法】2025年1月16日から2025年1月31日の期間中、弊社1~4年目薬剤師(41名)を対象に、研修受講に関する無記名式WEB質問紙調査を実施し、データを集計解析した。
【結果】アンケートの全回答者数は1年目11名、2年目10名、3年目9名、4年目7名の計37名(回答率90.2%)であった。今後の社内研修の実施方法の希望(複数回答可)に関しては、「オンライン研修」73.0%、「オンデマンド配信」56.8%、「集合研修」16.2%であった。 受講を希望する研修内容に関しては「在宅に関する研修」、「リスクマネジメントに関する研修」が共に94.6%と最も高く、以前の調査で薬局長が若手職員に受講を求めた割合が他の研修と比較して高かった「コミュニケーションスキルに関する研修」は56.8%、「接遇に関する研修」は51.4%と約半数に留まった。
【考察】開催方法に関しては、自宅や店舗から気軽に受講可能なオンライン形式の需要が高いことが判明した。研修内容に関しては、リスクマネジメントは若手職員と薬局長共にニーズが高かったが、それ以外では、薬局長は対人スキル・若手職員は未経験の業務と、求める研修内容に差異があることが本調査で示唆された。今後、これらの内容を踏まえ、受講しやすい形式での開催を増やしたり、若手の希望する研修・薬局長の求める研修を組み込んだ若手職員向けの研修計画作成を進めていきたい。
【方法】2025年1月16日から2025年1月31日の期間中、弊社1~4年目薬剤師(41名)を対象に、研修受講に関する無記名式WEB質問紙調査を実施し、データを集計解析した。
【結果】アンケートの全回答者数は1年目11名、2年目10名、3年目9名、4年目7名の計37名(回答率90.2%)であった。今後の社内研修の実施方法の希望(複数回答可)に関しては、「オンライン研修」73.0%、「オンデマンド配信」56.8%、「集合研修」16.2%であった。 受講を希望する研修内容に関しては「在宅に関する研修」、「リスクマネジメントに関する研修」が共に94.6%と最も高く、以前の調査で薬局長が若手職員に受講を求めた割合が他の研修と比較して高かった「コミュニケーションスキルに関する研修」は56.8%、「接遇に関する研修」は51.4%と約半数に留まった。
【考察】開催方法に関しては、自宅や店舗から気軽に受講可能なオンライン形式の需要が高いことが判明した。研修内容に関しては、リスクマネジメントは若手職員と薬局長共にニーズが高かったが、それ以外では、薬局長は対人スキル・若手職員は未経験の業務と、求める研修内容に差異があることが本調査で示唆された。今後、これらの内容を踏まえ、受講しやすい形式での開催を増やしたり、若手の希望する研修・薬局長の求める研修を組み込んだ若手職員向けの研修計画作成を進めていきたい。
