講演情報

[SY8-2]薬剤師とDX~関心が高い人と高くない人の“違い”とは~

河野 紀子 (株式会社日経BP 日経ドラッグインフォメーション 副編集長)
薬局業務においてDX(デジタルトランスフォーメーション)や生成AIの活用がうたわれるようになって久しいが、現場の薬剤師の間でも、関心が高く使いこなせている人と、そこまで関心がない人の違いが大きいと感じている。こうした違い、差はどこから生まれているのだろうか。
 そもそも薬局においては、医療機関と比べても例えばレセプトオンライン請求の導入は早く、電子薬歴についても着実に普及してきた歴史があるが、少し勝手が違うのかもしれない。日経DIで過去に報じた記事を紹介しながら、薬剤師がDXを業務にうまく活かしていくための視点を提案したい。他業界の事例も参考として紹介できればと考えている。
 また、今回の講演では、ウェブサイト日経DIの読者を対象に行った調査を紹介しながら、業務に役立つ機器やソフトはどのようなものかも一緒に考えていきたい。


【略歴】
大学院修士課程修了後、2004年日経BP入社。日経メディカル、日経ドラッグインフォメーション、日経ビジネスの編集記者として取材活動を行ってきた。調剤報酬改定の取材歴が長いが、薬局業務の工夫や効率化に関心がある。