セッション詳細

主催団体企画シンポジウム01 地域リハ塾の学びを活かした管理栄養士、看護師、ソーシャルワーカーが行う地域リハビリテーション活動

2025年11月21日(金) 13:30 〜 15:00
第1会場(3F 展示ホールE)
座長:大野 重雄(医療法人共和会 小倉リハビリテーション病院) ,晴山 剛行(医療法人銀門会 法人本部)
主催:一般社団法人 日本リハビリテーション病院・施設協会
日本リハビリテーション病院・施設協会では、地域リハビリテーションを推進するリーダーを育成することにより、地域包括ケアシステムを支える地域リハビリテーション体制を構築し、地域づくりに貢献することを目的に、2018年より、地域リハ塾を開講している。 地域リハ塾では、澤村誠志先生、大田仁史先生、浜村明徳先生、石川誠先生、栗原正紀先生、斉藤正身先生から、「地域包括ケア」「地域共生社会」「災害リハ支援」などをテーマに、先達自らが地域の中で実践してきた「リハビリテーションマインド」を学んだ。地域リハ塾は昨年度まで4期を開講し、受講した地域リハ塾生は、全国で153名となった。(職種:医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、管理栄養士、ソーシャルワーカー、社会福祉士、主任介護支援専門員、事務員等) 地域リハ塾受講後は、全国を6つのブロック(北海道・東北ブロック、関東ブロック、北陸・中部ブロック、関西ブロック、中四国ブロック、九州ブロック)に分け、地域リハ塾での学びを活かした地域リハビリテーションの実践報告会や情報交換等を行っている。地域リハ塾を通して、全国の医療機関や施設に従事している顔の見える仲間が増えたことで、塾生自身のモチベーションの向上につながるだけでなく、実践の中での悩みや困りごとを相談できる心強いネットワーク構築につながっている。世間一般にリハビリテーションは理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が行うというイメージを持つ人もまだ多い。しかし、本来は急性期から生活期まで病期に関わらず医療、介護、福祉分野に関わる全ての「仲間」がリハビリテーションマインドを持ちながら力を合わせ、地域リハビリテーションを行っていくものである。さらに、それらの取り組みは診療報酬の中で「地域貢献活動」や「リハ・口腔・栄養」といった形で地域や関係職種との連携強化が重視されている。今回のシンポジウムでは3名の塾生より、地域リハ塾を受講して学んだリハビリテーションマインドを活かし、実践している取り組みを管理栄養士、看護師、ソーシャルワーカーの立場から報告する。本シンポジウムを通して、リハビリテーションマインドを共有し、「動いてナンボ!」の地域リハビリテーションの実践報告を通して、会場の皆様と多職種での仲間づくりの一助につながるシンポジウムにしたいと考えています。

[S1-1]動いてナンボ!地域リハ塾の学びを活かしたソーシャルワーカーの地域リハビリテーション活動

江尻 和貴 (医療法人社団輝生会 船橋市リハビリセンター)

[S1-2]動いてナンボ!地域リハ塾の学びを活かした看護師としての地域リハビリテーション活動

飯田 正子 (介護老人保健施設ハビリス)

[S1-3]動いてナンボ!地域リハ塾の学びを活かした管理栄養士の地域リハビリテーション活動

古川 順勝 (東八幡平病院 地域リハビリテーションセンター)