セッション詳細

主催団体企画シンポジウム06 看護師が動く・チームが動く ー患者の描く未来を支えるリハビリテーション看護ー

2025年11月22日(土) 13:20 〜 14:50
第1会場(3F 展示ホールE)
座長:新林 正子 ,森河 琴美(医療法人渓仁会法人本部)
主催:NPO法人 日本リハビリテーション看護学会
リハビリテーション看護では、患者が身体的・精神的・社会的な自立を目指して生活の質を高める、もしくは再構築することを支援する。その時、看護師は、患者とその家族が医療者(チーム)と目指したい目標を設定し、その意思決定を共有し支援していくことが理想である。さらに患者の思いや願いを聴くこと、実現させるためにチームで意思決定を支える過程がACP(人生会議)と言える。 しかし、現場では患者や家族がACPの意義を理解していない、リハビリ看護においてACPの実践に慣れていない、そもそもACPは「人生の終末期」という印象が抜けず正しい理解が進んでいないのでは、という声が聞かれる。そこで本プログラムでは、これら二つの実践をどのように統合し、患者一人ひとりの思い・価値観や目標に基づいたケアを提供できるかについて議論したい。参加者が(聴講者)が、リハビリ看護とACPの相互関係を理解し、実践の場での新たなアプローチを模索するきっかけとなることを目指す。

[S6-1]回復期リハビリテーション病棟におけるACPとリハビリテーション看護の実践

坂野 ゆかり (西広島リハビリテーション病院)

[S6-2]アドバンス・ケア・プランニング(ACP)とリハビリテーション

小泉 千秋 (神奈川県総合リハビリテーション事業団 地域リハビリテーション支援センター(神奈川県リハビリテーション支援センター))

[S6-3]臨床倫理的視点から患者の幸せを考える

河合 皓太 (富山大学 上市・地域医療支援学講座)