セッション詳細
開催地企画シンポジウム02 動いてナンボ!待っとったら、人も地域も動かへん。自分達で、せなあかんがな!
2025年11月21日(金) 15:30 〜 17:00
第3会場(8F 第1・2会議室)
座長:中辻 朋博(公益社団法人大阪介護支援専門員協会 事務局長)
国の施策や地域のつながり、施設や事業所で行っていること、果たして今のままで良いでしょうか?人口減少、少子高齢化が進む現在の日本。既存の仕組みでは対応できず、様々なひずみが生じている。誰かが解決をしてくれるのか?人任せで良いのか?本シンポジウムでは、誰かが動くのを漫然と待つのではなく、自らが課題解決に向けての取り組んでいることを発表、全国各地へ波及することを期待する。地域では人間関係が希薄となっている。以前のような「近所付き合い」が無い。隣に誰が住んでいるのか、それさえも分からない。個々の尊重、個人情報への配慮、様々な要因はあるものの、地域の「つながりの場」が失われていることは間違いがない。病院の外来や通所系の事業所に行かれて、「リハビリしてきた」との発言。それはそれで間違いではない。でも、それだけで良いのであろうか?実際の生活の中で行っていること、別の場所で再現するには限度がある。実際の生活場面、活動の中で行ってこそ、本来の目的を果たせるのではないか?日本の社会保障制度、持続可能性が課題となっている。制度そのものも課題があるものの、提供事業所は人材不足を始めとして、かなり厳しい状況となっている。介護を提供する事業所、いわゆる「民間」である。国や市町村が運営している訳ではない。赤字の補填もなく自主努力で、地域の方々の介護を支えるべく日々の活動を行ってる。日本は災害の多い国である。災害は今に始まったことではないが、様々な機関で「BCP」が必須となっている。医療機関や介護事業所でBCPを策定しているが、地域の職能団体が、取り組んでいることは稀である。公益社団法人大阪介護支援専門員は介護支援専門員で構成される職能団体である。介護支援専門員、特に経験年数5年以上で研修を受講した主任介護支援専門員は、地域づくりへの貢献が期待されている。
[S9-1]私が地域に喫茶店を作った理由
○臼井 啓子 (合同会社 オフィスK)
[S9-2]「やりたい!」に着目した第2・第3の人生に向けた地域支援の取り組み~人生100年時代を生きる生き方~
○井上 由美 (ケアプランセンターコーチ)
[S9-3]大阪介護支援専門員協会堺ブロックにおける災害対策の取り組み
○大谷 信哉 (公益社団法人大阪介護支援専門員協会 副会長、堺ブロック長)
[S9-4]地域課題をみんなで解決するための組織作り、仲間作り。やっぱり動かんと何も始まらん。
○西之坊 篤 (南大阪介護事業所連盟)
