開催概要

第7回実践に基づく医療イノベーション研究会学術集会

テーマ ~どうするデバイスギャップ~


 第7回となる今回は、「どうするデバイスギャップ」をテーマに掲げました。経済成長の伸び悩みにより医療費が頭打ちの状況において、保険償還価格は伸び悩み、開発コストは下がらない状況では、日本市場導入の魅力は低下するばかりと思われます。一方で、革新的な医療機器の開発は欧米を中心に活発に続いており、このままでは日本の患者に最適な治療が提供できない事態が懸念されています。デバイスギャップを克服するためには、その要因を分析し、解決する道筋を探すことが必要ですが、個別企業や研究者で太刀打ちできるものではなく、この社会課題に対し、どのように対処することが人と社会の調和の中で最適であるか、まさにレギュラトリーサイエンスの観点での議論が重要です。本研究会では、日本の医療を良くしたいという共通認識の下、産官学の関係者が利害を超えて意見交換を行うことで、参加者自身の明日からの実践に繋げることを考え、シンポジウムを企画しています。

会期

2024年9月6日(金)~2024年9月7日(土)
 

代表世話人

池田 浩治(東北大学病院 臨床研究推進センター開発推進部門)
 

会場

東京都中央区日本橋本町2-3-11

日本橋ライフサイエンスビルディング