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[C-106]回復性ひずみ測定による粒子複合体における粒子と高分子鎖間の相互作用評価

f蜂谷 祥吾1、*小山 清人1、武田 敬子1、Sukumaran Sathish1、杉本 昌隆1 (1. 山形大学)

キーワード:

回復性ひずみ、相互作用、複合材料

二次元粒子複合体をブロー成形などをする際に、伸長粘度のひずみ硬化が重要な物性値となる。このひずみ硬化には、粒子と高分子鎖の相互作用が大きく影響する。本報告では、2次元粒子として有機化ナノクレイを、マトリックス高分子としてマレイン化PPを試料とする。溶融体の定常せん断流動後の回復性ひずみ測定によって、粒子/高分子鎖間の相互作用の評価を試みる。具体的には、マレイン化PPの分子量とマレイン化の置換率の回復性ひずみに対する影響を検討した。その結果、伸長粘度のひずみ硬化と回復性ひずみとの間で良好な相関関係が得られた。

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