講演情報
[P-45]高密度ポリエチレンの流動結晶化挙動に与える高分子量成分の影響
*上西 尚輝1、木田 拓充1、竹下 宏樹1、徳満 勝久1 (1. 滋賀県立大学、工学研究科、材料科学専攻)
キーワード:
流動結晶化、レオラマン分光測定、高密度ポリエチレン
レオメーターとラマン分光装置を組み合わせたレオラマン分光装置を用いて、高密度ポリエチレンにおける流動結晶化挙動を評価した。 高分子量成分が増大するほどインダクションタイムが減少し、結晶化が促進された。また、せん断速度が速いほど、高分子量成分の影響が現れた。これらの結果から高分子量成分が伸長結晶化し、核剤のような働きをすることにより結晶化が促進されたと考えられる。
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