講演情報

[B-209]ミクロ構造の接触を考慮した数値材料試験手法の提案

*土田 翔夢1、小塚 祐也1、見寄 明男2、高島 慎吾1、谷口 憲彦1、染宮 聖人3、平山 紀夫3 (1. 株式会社アシックス、2. ダッソー・システムズ株式会社、3. 日本大学)

キーワード:

数値材料試験、ラティス構造

積層造形によるラティス構造体は,梁の配置や部材径を制御することで異方性を有する力学特性を変化できる.そのため,圧縮剛性などが傾斜的に変化する構造設計を意図的に行うことが可能となる.このような異方性を有するラティス構造体の設計には,均質化法に基づく数値材料試験によるアプローチが主流であった.しかしながら,ラティス構造体では大変形に伴う梁同士の接触によりその力学特性が変化するため,最小周期構造(ミクロ構造)同士の接触を考慮した解析が必要となる.加えてこれまでに提案されている数値材料試験では,非線形力学挙動を正確に表現できていない.そこで,本研究では従来の周期境界条件にミクロ構造同士の接触を再現する拘束方程式を加えることで,ラティス構造体の非線形力学挙動を予測した.

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