[17a-K306-1~10] FS.1 Focused Session "AI Electronics"

10:45 AM - 11:00 AM JST(1:45 AM - 2:00 AM UTC)

[17a-K306-6] Computational Properties of Ising Machines Using Extraction-Type Majority Voting Logic as Spin Judgment Logic

〇Koki Awaya¹, Ryoya Yonemoto¹, Moe Shimada¹, Yu Zhao¹, Jun-ichi Shirakashi¹ (1.Tokyo Univ. Agr. & Tech.)

Keywords:

Ising Machine,Combinatorial Optimization Problem,Ising Spin Model

近年、組合せ最適化問題を高速に解くための計算機として、室温・大気下で動作可能な量子インスパイアード型イジングマシンが注目を集めている。今回は、スピン判定論理の一つである抽出型多数決論理（E-MVL）の演算特性について検討を行った。E-MVLはスピン間結合を意図的にスパースにすることで系の揺らぎを導入し、そのスパース割合P_sを制御することで基底状態を探索する。本研究では、SK modelに対し、CPU上に実装したE-MVLとSAを用いて基底状態探索を行い、近似解への到達確率P_targetを用いて両者の演算特性を比較検討した。