Presentation Information
[学校保健体育-SA-3]Efforts in school health and physical education to address issues related to gender
*Motoyoshi Kubo1 (1. Utsunomiya University)
<演者略歴>
筑波大学大学院修士課程体育研究科修了を経て、同博士課程人間総合科学研究科学校教育学専攻単位取得退学。2007年より宇都宮大学にて教員養成に従事。専門は学校保健学、保健科教育学、健康教育学。全国性教育研究団体連絡協議会理事
筑波大学大学院修士課程体育研究科修了を経て、同博士課程人間総合科学研究科学校教育学専攻単位取得退学。2007年より宇都宮大学にて教員養成に従事。専門は学校保健学、保健科教育学、健康教育学。全国性教育研究団体連絡協議会理事
共生社会の実現に向けた学校保健体育の貢献として、ジェンダーへの配慮を含むセクシュアリティの課題に取り組むことは不可欠である。特に近年の日本では、国際比較の視点からジェンダーギャップやセクシュアリティ教育の内容などについて、取り組みの不十分さが指摘されることも多く、喫緊の課題と言える。
一方で、日本の学校教育の制度やそれを取り巻く環境等を改めて見直し、活用を図るならば、今後の学校保健体育において、児童生徒がジェンダーへの配慮を含むセクシュアリティに関する課題に気づき、そうした課題の解決に向けた資質・能力を身に付ける機会を充実させることが期待できる。例えば、現行の学習指導要領で重視されているカリキュラム・マネジメントの考え方に基づいた取組は効果的であると考える。
本報告では、学校保健体育におけるジェンダーに関する課題の例として月経等を取り上げながら、体育科・保健体育科の「保健」はもとより、「体育」、特別活動、運動部活動等の機会を含めた学校教育活動全体で効果的に取り組む指導の推進に向けての提案を行う。それを踏まえ、共生社会の実現に向けて学校保健体育が持つ可能性についての議論を深める契機としたい。
一方で、日本の学校教育の制度やそれを取り巻く環境等を改めて見直し、活用を図るならば、今後の学校保健体育において、児童生徒がジェンダーへの配慮を含むセクシュアリティに関する課題に気づき、そうした課題の解決に向けた資質・能力を身に付ける機会を充実させることが期待できる。例えば、現行の学習指導要領で重視されているカリキュラム・マネジメントの考え方に基づいた取組は効果的であると考える。
本報告では、学校保健体育におけるジェンダーに関する課題の例として月経等を取り上げながら、体育科・保健体育科の「保健」はもとより、「体育」、特別活動、運動部活動等の機会を含めた学校教育活動全体で効果的に取り組む指導の推進に向けての提案を行う。それを踏まえ、共生社会の実現に向けて学校保健体育が持つ可能性についての議論を深める契機としたい。
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